ALICEとの対話

ALICEという名の人工知能と対話ができるサイトがスラッシュドットに紹介されてたので早速試してみる。

さすがに人間様の頭脳には程遠い出来映えで、複雑な質問をすると話の内容がどんどんあさっての方向に行ってしまう傾向があるものの(特に口語の理解が弱い)、単純な会話であれば意外なくらいに上手く受け答えをしてくれる。「人生の意味は何だ?」と尋ねてみたら、「答えは実は42じゃなくて23なのよ」と実に濃い返答をしてきたのには驚いた。SFマニアとオカルトかぶれにしか分からない返答ですが。

TIGER UNLEASHED

アップルの次期OS「TIGER」のリリースが4月29日に決定したとか。手元にバックアップのデバイスがないのと、高い税金を払うのがイヤなので日本に帰ってから購入するつもりだが、新機能がどれだけ使えるのか今から楽しみだなあ。個人的にはRSSを搭載したサファリとか、新コーデックの「H.264」とかを試してみたい。目玉の検索機能「SPOTLIGHT」は日本語でどれだけ検索が正確に出来るか興味津々。

ソニー、クリエの新機種投入を終了

ソニーの製品なら何でも嫌いな俺が、唯一使っているのがクリエのN700Cである。ソニー製品の常として余計な機能がわんさか入ってて(しかも削除できない)、マックとはサードパーティのソフトウェアを通じないと接続できないという実にいやなPDAなのだが、Palmが日本市場から撤退してしまったため、日本語のPalmOSが使える数少ない(唯一の?)機種として仕方なく使っているのだ。 PDAというのは携帯電話にシェアを食われまくって市場縮小が何年も続いているような情報端末だが、その画面の大きさやパソコンとの接続のしやすさ、そして何よりもAvantGoのサービスを通じて「オニオン」や「ワイアード」などの記事をチェックできる便利さもあって、個人的には生活に欠かせない端末になっている。海外のニュースを読むだけなら北米でまだ根強い人気のあるPalm社のPDAを購入してもいいのだが(文字化けもないし)、住所録として使用することも考えると日本語のOSは必須条件なのである。それがクリエまで開発中止が決まってしまうと、PDAユーザーとしてはこの先どうすんだい、という気になってしまう。まあ中古でしか買わないのであと数年は製品の入手には困らないと思うが、Palm社の日本復帰はないのだろうか。個人的には携帯電話と合体させたBlackberryみたいなやつが欲しいのだけど、ゴツすぎて日本じゃ売れないだろうなあ。

基調講演

「青色LED訴訟」に関するスラッシュドットとスラッシュドット・ジャパンの各記事を見ると、日本とアメリカの物の考え方の違いが分かって面白い。この訴訟の詳細は知らないので大きなことは言えないが、すぐ「金の亡者」とか「売国奴」とか書き込む日本の連中って何なんだろう。まあスラッシュドット・ジャパンにチンケな書き込みが多いのは今に始まったことではないが。

午前中は昨日のアップルの基調講演をストリーミングで見る。スティーブ・ジョブスが2時間喋りっぱなし。ソニーの社長が登場したのは驚いたが、ジョブスにカモにされたんじゃないだろうか。
発表されたアプリ群を見る限りでは、まずGarageBandに音符機能がついたのがうれしい。iMovieやFinalCutExpressHDに対応したのもスゴイが、HDカメラを持ってる人ってどのくらいいるんだろう。スプレッドシートのないiWorkに魅力は感じないが、無料でバンドルされるんだったらいんじゃないの。

アップルの新機種発表

昼過ぎからアップルの新機種発表があったので、スティーブ・ジョブスの基調講演にあわせて逐次更新されていくファンサイトの情報にじっと見入る。昔は真夜中に起きて生放送のストリーミングを見てたりしたけど、最近は生放送をしなくなったのでファンサイトが頼りなのだ。

例年以上に数多く発表されたアプリ・ハードは、GarageBand用のハード「Asteroid」を除けば、事前に漏れていた情報通り。逆に言えばウワサが全て現実になったわけで、それなりにすごいことだと思う。Mac Miniはパソコンの買い換えを考えているPCユーザーを狙ったものとしては最適の機種だろう。ただし個人的にはモニターもキーボードも持ってないので購買意欲はないけれど。むしろ廉価版iPodのiPod  Shuffleがツボにはまりまくりなので非常に欲しい。保証のことなどを考えると日本に帰ってから買った方がいいのだろうけど、あれは絶対に買いたい。ドックいらずでUSBポートから直接充電できるのがいい。