インテル搭載のマシンとしては、ローエンド向けの新iBookが出るかと思ってたけど、結構ハイエンド向けなやつが発表された。iSight内蔵かあ。従来のPowerBookより4倍も速いなんて宣伝されると、じゃあ俺らは遅いマシンを使わされてたわけ?とPowerBookユーザーとしてはつい思ってしまう。これからしばらくはパワーPC搭載マシンとインテル搭載マシンが平行して売られてくわけだが、前者(特にマックミニあたり)はみんな買うのを控えるんじゃないだろうか。
むしろ意外だったのはインテル版iMacの発表で、G5iMacの購入を考えていた身としては食指が動くのです。でもインテルネイティブのアプリケーションがまだ揃ってないのかな??いま購入するのは微妙なところかも。ウィンドウズも動くのかどうかが、購入の大きなカギになるかもしれない。
あとは例によってiLife06とかiWork06とか出たけど、値段の割にはマイナーチェンジしかされてないような。iLifeって既に機能が十分充実してるからね。iWorkは相変わらず表計算ソフトが付いてないのが致命的かと。この2つのアプリを個別に買うよりも、新しいマシンを1つ買ったほうがコストパフォーマンス的にはいいかもしれない。
全体的には、いかにも過渡期の始まりって感じ。新iMacを買うかどうか迷うところです。
だんだんアップルのリリースするソフトがOS10.4以上のみを対象にするようになってきて、OSの老齢化(?)が気になり始めたので、ついにOSX10.4こと「TIGER」を購入。1万5000円近く払ったのにDVDが1枚しか箱に入ってないのを見ると、何かこうひどく損した気分になるのです。 OSXの常としてバックアップ&インストールは実にスムース。全体的に操作がそこそこ軽くなったかな?ただし今のところ、「スポットライト」や「RSS付きサファリ」や「ダッシュボード」といった新機能の恩恵には預かれていません。もっと使い方を勉強せねば。
長年使ってたPDAであるソニーの「CLIE N700C」がカナダ在住中におシャカになったので、帰国後に秋葉原まで中古モデルを買いにいったのだけど、1年前にくらべて明らかにPDAの品数が減ってきているのはショックだった。前だったら比較的よく見つかったN700Cがどこにもないので、代わりにT650Cを購入。薄くて軽いし、メモリも16メガあるので実に使い勝手のいい機種です。ブルートゥース内蔵のTG50にもそそられたんだけど、どうも画面が小さそうなのと、キーボードがついてたって使わないだろうということで買わなかった。でも最初に買ったT650Cは、すぐにバックライトが故障したので別のやつに代えてもらう羽目に。今回はたまたま代わりのストックがあったからいいけど、今後故障した場合を考えて買いだめをしておこうかな、と本気で考えるくらいにPDAが入手しにくくなってきているのが哀しい。上位機種のTG55なんかはまだよく見かけるものの、中古マシンに2万円も払いたくないしなあ。 PDAが廃れた理由として、多くの人がまず挙げるのが「PDAのできることは携帯電話で十分できるようになったから」というやつだけど、これってどうも違うんじゃないのか。例えば就職活動にはパソコンと携帯電話とPDAを使用してたけど、メールを受けたり求人情報を調べるのはパソコンでやるとして、面接の詳細や会社の地図をコピペして持ち歩くのは携帯よりもPDAのほうがずっと役立ったと思う。携帯の小さい画面でメールや地図を確認するのは非常にうっとおしいし、パソコンとの互換性や多くのデータを扱える拡張性という点では携帯はPDAの足下にも及ばないと思うんだが、どうだろう。ネット上でみつけた面白そうな記事や青空文庫なんかのテキストをさらっとコピーして電車の中で読むのにPDAは最適のデバイスだし、AVANTGOというサービスを介して、毎週オニオンが読めるというのが個人的には何よりも非常にありがたいのです。