「スター・トレック」のヒカル・スールー操舵士ことジョージ・タケイがカミングアウトしたとか。なんかちょっと意外。 幼少時は日系人だということで差別されて戦中は強制収容所に入れられ、若者の頃はゲイに対する差別の脅威を感じながら育ったらしい。それでもって現在はオタクの崇拝の対象だったりする。波乱の人生だなあ。
月: 2005年10月
古本漁り
職場のあるビルの地下街で古本市をやってたのでぶらっと入ってみたら、なんと奥の方でアメコミが大量に販売されていたので狂喜する。 90年代のタイトルが中心のリーフレット作品(月刊の薄っぺらいやつね)も結構いいのがあったけど、何といっても比較的コンンディションのいいペーパーバックが破格の値段で売られていたのがもう最高。バットマンやJLAの作品をはじめ、「トップ10」とか「ゴールデン・エイジ」「アンクル・サム」といった傑作が数百円で売ってるんだから凄いことです。でも俺はそのうちの大半を既に持ってるのでした。
とりあえず今日買ったのは、伝説のマキシ・シリーズ「キャメロット3000」と、「ダークナイト・リターンズ」の10年記念版、バリー・ウインザー・スミスの「ウエポンX」に、マーシャル・ロジャースとスティーブ・エングルハートが担当してたバットマンのコレクション本。これだけ買って1000円いかないからね。来週もまた何か買ってこよう。
ちなみにああいった所で必ず現れるのが、アメコミを適当にパラパラとめくってバカにする連中ども。今日もどこぞのカップルが「こんなの子供向けだよねー」などと偉そうに語りながら去っていった。テメーらにアメコミの奥深さが分かってたまるかい。
PDA哀歌
長年使ってたPDAであるソニーの「CLIE N700C」がカナダ在住中におシャカになったので、帰国後に秋葉原まで中古モデルを買いにいったのだけど、1年前にくらべて明らかにPDAの品数が減ってきているのはショックだった。前だったら比較的よく見つかったN700Cがどこにもないので、代わりにT650Cを購入。薄くて軽いし、メモリも16メガあるので実に使い勝手のいい機種です。ブルートゥース内蔵のTG50にもそそられたんだけど、どうも画面が小さそうなのと、キーボードがついてたって使わないだろうということで買わなかった。でも最初に買ったT650Cは、すぐにバックライトが故障したので別のやつに代えてもらう羽目に。今回はたまたま代わりのストックがあったからいいけど、今後故障した場合を考えて買いだめをしておこうかな、と本気で考えるくらいにPDAが入手しにくくなってきているのが哀しい。上位機種のTG55なんかはまだよく見かけるものの、中古マシンに2万円も払いたくないしなあ。 PDAが廃れた理由として、多くの人がまず挙げるのが「PDAのできることは携帯電話で十分できるようになったから」というやつだけど、これってどうも違うんじゃないのか。例えば就職活動にはパソコンと携帯電話とPDAを使用してたけど、メールを受けたり求人情報を調べるのはパソコンでやるとして、面接の詳細や会社の地図をコピペして持ち歩くのは携帯よりもPDAのほうがずっと役立ったと思う。携帯の小さい画面でメールや地図を確認するのは非常にうっとおしいし、パソコンとの互換性や多くのデータを扱える拡張性という点では携帯はPDAの足下にも及ばないと思うんだが、どうだろう。ネット上でみつけた面白そうな記事や青空文庫なんかのテキストをさらっとコピーして電車の中で読むのにPDAは最適のデバイスだし、AVANTGOというサービスを介して、毎週オニオンが読めるというのが個人的には何よりも非常にありがたいのです。
こないだ日本の携帯関係の会社がPALM社を買収したなんてニュースが出てたけど、あれってたぶんPALMのノウハウが携帯に使われるということで、携帯とPDAを合わせたようなマシンは作らないんだろうなあ。やはり今のうちに中古CLIEを買いだめしとくしかないのか...?
ちなみにCLIEって概してPALM社のマシンよりも使いやすいんだけど、ソニーの製品すべてにいえる「ロクでもないアプリケーションがプリインストールされてて、しかも削除できない」というのが実にイヤなところです。PDAで動画を観れたって役立たないっての。
80年代は遠くなりけり
ふとしたことからウィキペディアの「イギリス人の歌手」のカテゴリを閲覧してたら、ハワード・ジョーンズとかヘイゼル・オコナーとかリック・アストリーとか、懐かしい名前がいろいろ並んでいた。しかもみんな自分の公式サイトを持っていて、けなげに新譜を出したりしてるらしい。買う人いるんだろうか。 他にもカースティ・マッコールとかブームタウン・ラッツとか、鬼籍に入った人とか解散したバンドの公式サイトも存在してるみたいで、なんか懐かしいものがこみあげてくるのであります。
それにしてもブームタウン・ラッツの名キーボーディスト、ジョニー・フィンガーズが日本で活動してるとは知らなかった。まだパジャマを着てるんだろうか。