
以前にもちょっと書いた「コルベア・レポー」のSFアニメ「テック・ジェンセン」のコミックが、そろそろ発売されるみたいだ。
プレビューを見る限りではそんなに悪そうではないみたい。俺の好きなライターのトム・ペイヤーが関わってるみたいだし。実のところ「テック・ジェンセン」って「コルベア・レポー」ではいちばんつまらないフィーチャーだと思うのですが(数分間の粗悪なアニメを見せられる)、コミックはなかなか期待できそうかも。

以前にもちょっと書いた「コルベア・レポー」のSFアニメ「テック・ジェンセン」のコミックが、そろそろ発売されるみたいだ。
プレビューを見る限りではそんなに悪そうではないみたい。俺の好きなライターのトム・ペイヤーが関わってるみたいだし。実のところ「テック・ジェンセン」って「コルベア・レポー」ではいちばんつまらないフィーチャーだと思うのですが(数分間の粗悪なアニメを見せられる)、コミックはなかなか期待できそうかも。

あまり実のある話はしてなかったという感想をどっかで読んだけど、じつは結構面白かった。この2人が顔を合わせるとどうしても昔話が中心になってしまうわけだが、ジョブスがいくら頼んでもウォズが浮動小数点数のBASICを作ってくれないから仕方なくマイクロソフトに頼みにいったなんていう「ちょっといい話」が聞けて楽しい。2人の話を聞いてて実感したのは、アップルのブランド力がいかにこうした場では絶大な力を持つかということ。ジョブスや司会者が「Leopard」や「iPhone」といった言葉を使用すれば、その場にいる人の大半はそれが何だか理解できるし、そうでない人も家に帰って調べようという気にさせるわけですね。それに対しゲイツは自社の製品でも「タッチスクリーンのやつ」なんていう曖昧な言葉を使うから聞いてる人も困惑してしまうわけです。「ウィンドウズ92」なんて言葉を連発してたけど、それって3.1のことかあ?
あとジョブスが「(.macは)うまくいっていない」と正直に認めていたのは意外だった。
デビッド・クローネンバーグの新作「EASTERN PROMISES」のトレーラーが公開されてた。
ロンドンの裏社会に巣食うロシアン・マフィアと、彼らが狙う謎の日記を手にした助産婦の女性(ナオミ・ワッツ)を中心としたサスペンス・スリラーらしい。クローネンバーグの映画ってトレーラー観たくらいで内容が分かるもんじゃないが。闇社会を舞台にしていることと、マフィアの主人公を演じるのがヴィゴ・モーテンセンということで「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の延長線上にある作品だと思っていいのかな。とりあえず公開が楽しみである。
柳下毅一郎氏のブログにて、ニール・ゲイマンの「How To Talk To Girls At Parties」なる短編がヒューゴー賞にノミネートされてることを知る。今月のSFマガジンに柳下訳が載ってるそうだけど、ゲイマンのサイトに全文が掲載されてたのでそっちを読んでみた。
まあ悪くないかな、といった感じの作品。なんとなくオチが途中で分かってしまう気がする。数年前にヒューゴーを受賞した大傑作「A Study in Emerald」ほどの巧さはない。でも女の子に話しかけようとしてドギマギする少年の心境が、まるで自分が経験してるかのように感じられる文体はさすがゲイマン。彼には10年くらい前に朗読会で会ったことがあるけど、普通に話しててもひどく饒舌だったのが印象に残っている。
最近は小説(と映画)に活動の場をシフトしていて、久々のコミック作品「ETERNALS」は散々の評判だった(実際ツマらなかった)ゲイマンだけど、やはり彼にはコミックを書き続けて欲しいところです。
何か今日は複雑な事情により半日くらいサーバーが落ちてて、このページへのアクセスが不可になってたみたい。失礼しました。