今年は結構当たり年だったような?以下は順不同で。
「野生の島のロズ」
今年のアニメ作品はこれが好き。クリス・サンダースは相変わらず感情の盛り上げ方がうまいなと。子供を育ててるママさんならもっと響いたのではないでしょうか。
「プレデター 最凶頂上決戦」
アニメはこれも良かった。「エイリアン」がなんかジュヴナイル冒険ものになっていく(「ロムルス」と「アース」な)一方で、「プレデター」が復権するとは数年前には想像できなかったな。配信オンリーだったけどアクション描写などは「バッドランズ」よりも遥かに優れていた。
「スーパーマン」
自分の観たかったDCのスーパーヒーローがやっと戻ってきたという感じ。予告編では両親がなんか田舎者くさいな…と思っていたら、ラストでいやいや田舎者なりに愛情を注いでいるんだよ、という描写がされていて良かったです。
「罪人たち」「THE UGLY STEPSISTER」「THE SHROUDS」「ウェポンズ」「28年後…」
今年は優れたホラー作品が多かった。あるいはホラーというスタイルだけをとって作者がメッセージを訴えた作品が多かったということか。「罪人たち」は黒人とアイリッシュの音楽の物語をホラーに見事に練り込んでいたし。「アグリー・シスター」は最後に、すべてを失った主人公が逆に毒親から解放されることを実感して「てへっ」と笑うシーンが本当に衝撃的だったんですよ。「THE SHROUDS」も今になってクローネンバーグが新境地に達したような作品で、これが引退作になるとかいうのは勿体無い。これらに比べて「ウェポンズ」と「28年後」はやや見劣りするが、特に後者は今後の続編に期待を込めておく。
「エディントンへようこそ」
アリ・アスターの監督作品だけどこれはホラーではないよな。コロナ禍の雰囲気をよく押さえた秀作。
「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」
最後の1本はほかにもいろいろ候補があるのだけど、人生を網羅した伝記映画になるのではなく、ディランの1つの時代をピシッと締めた演出が好きだったので。
世間で評判のよい「ワン・バトル・アフター・アナザー」は映画としては良い作品だったものの、原作が「ヴァインランド」だと言われると、いやそれはないでしょ、と考えてしまう点で損をしている。日本で評判のいい「教皇選挙」や「トワイライト・ウォリアーズ」は昨年観た。ウェス・アンダーソンの新作はなんか興味を抱けないうちに見逃してしまって、あとは「ニーキャップ」とかも観たいのだけどね。来年機会をつくって観るようにします。