「DO NOT DISTURB」鑑賞

アメリカでは秋のドラマシーズンがそろそろ始まったらしく、iTunesストアで新作ドラマの第1話がいろいろ無料配布されるようになってきた。そのなかから30分シットコムの「DO NOT DISTURB」を鑑賞。

これはマンハッタンにあるホテルを運営しているスタッフの日常を描いたコメディで、AICNなんかではボロクソにケナされていたけど、まあ確かにつまらない作品だった。女たらしの管理人、Big Fat Mamaといった感じの黒人女性、頭がカラっぽの金髪女、口だけは達者な若造など、どこかで見たようなステロタイプの登場人物がたくさん出てきて凡庸なジョークを言い合っているだけだし、わざとらしいラフ・トラックも耳障り。ホテルの話なのに客がろくに出てこなくてスタッフの裏方話しか描かれないというのも違和感を感じる。

あの天才シットコム「アレステッド・ディベロップメント」のライターが創作した作品らしいけど、「AD」のような革新性は微塵も感じられなく、非常にありふれた内容のシットコムになっているのが残念。「AD」つながりで第1話の監督をジェイソン・ベイトマンが務めてるけど、初回の監督を素人にやらせるなよ!管理人役のジェリー・オコンネルは嫌いな俳優ではないが、まあせいぜい数話で打ち切りになる番組でしょう。

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