「Against the Wall 」鑑賞


女性向けネットワークであるLifetimeの新作ドラマ。

父親と3人の兄が警官という家庭で育ったアビーは、自分もシカゴ警察に入って訓練を受けるものの、刑事になりたかった彼女にとって空いている部署は内部調査部門だけだったため、仕方なく彼女はそこの刑事となる。警官の不正を調査する内部調査部門は他の部署の警官たちに蛇蝎のごとく嫌われており、当然ながらアビーも父親や兄たちから冷たい目で見られることになってしまうが、それでも彼女は自分の仕事を頑張ろうとするのだった…というようなストーリー。

内部調査部門の刑事を主人公にした点は目新しいと思うけどね、犯罪者でなく警官を調査するプロットというのはどこまで長続きするものなんだろう。おまけに主人公が仕方なしにこの部門に来たことが強調されていて、同僚に「あなたここで経験積んだらすぐ異動するんでしょ」と言われてもろくに反論できないでやんの。どうも主人公のやる気が感じられないんだよな。というか刑事ドラマよりも家族ドラマに重きを置いていくのかな?

主人公のアビーを演じるのはレイチェル・カーパニとかいうオーストラリア人俳優。知らんなあ。それなりに可愛いけどどことなくジャッジ・ラインホルドに似てるような。

作りはしっかりしてるし特に悪い所は無いものの、良い所も無いような微妙な出来のドラマ。今後はどうなってくんでしょうね?Lifetimeの女刑事ドラマといえば「5人の女刑事たち ザ・ディヴィジョン」ってのがあったけど、あれよりかは面白くなってほしいところです。

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