「GOSSIP GIRL」鑑賞

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CWの秋の新作ドラマ「GOSSIP GIRL」の第1話がiTunesストアで無料配布されてたので鑑賞。

観なけりゃよかった。

ここまで観るのが苦痛だったドラマって初めてかもしれない。要するに「The O.C.」のプロデューサーが作った東海岸版「The O.C.」といった作品で、白人の金持ちのガキどもが乳繰り合ってるのを延々と見せつけられるだけ。CWといえばWBとUPNが合併してできたネットワークだけど、WBの十八番だった「白人のティーン(ただし俳優は20代)たちのヤワなドラマ」という路線はしっかり引き継がれたわけですね。

プロットなんて無いに等しいもんだが、ニューヨークの金持ちの子弟の通う学校に、遠くの学校へ移ったはずの「話題の女の子」が戻ってきた。彼女の帰還はいろんな人に影響を及ぼすことに…といったような内容。話の展開が一昔前の少女マンガみたいで先が読め過ぎ。こういう作品にはつきものの卑劣な女たらしが出てくるんだけど、もう演技がベタすぎて観てらんないの。ちなみにナレーター役は「ヴェロニカ・マーズ」のクリステン・ベルらしいぞ。

弱小ネットワークのくせにニューヨークでしっかりロケをしてるあたりは褒めてあげるが、とりあえずこのようなゴミクズ作品が早い死を迎えることを望みます。内容的には日本人受けしそうな感じもするけど、日本上陸は意地でも阻止したいところです。