この秋は「コンスタンティン」「ザ・フラッシュ」「ゴッサム」「iZombie」といったアメコミが原作のTVシリーズが次々と放送開始されて、既に放送中の「アロー」や「エージェント・オブ・シールド」といった作品に加わることになる。さらには「スーパーガール」や「プリーチャー」などのTVシリーズ化も予定されているわけで、アメコミファンにとっては面白い時代ではあるのですが、コミックがTVシリーズになった例って過去にも沢山あるわけで、そのすべてが成功したわけではないんだよな。というわけで過去に放送されたものの(たぶん)よく知られてないアメコミ原作のTVシリーズをいくつか挙げてみる:
「THE TICK」
これはよく知られているほう。ベン・エドランドのコミックが原作のコメディで、アニメ版もあったな。アマゾンが復活させようとしてるなんて話も最近ありましたね。
「BIRDS OF PREY」
DCコミックスのTVシリーズの黒歴史的な作品。バットマンが去ったあとのゴッサムシティを護ることになった女の子ヒーローたちの物語なのだが、速攻で打ち切られていた。
「SABLE」
マイク・グレルの「John Sable Freelance」が原作。絵本作家のヒットマンの話だっけ?7話しか製作されなかったが、レネ・ルッソが出ている。
「NIGHT MAN」
マリブ・コミックスの同名コミックが原作。シンジケーション番組(日本のローカル局番組みたいなもの)なので全体的にチープだな。しかし44話も製作されたのか!
「HARSH REALM」
これ日本でもVHS出てたね。J.D.ハドナルの同名コミックが原作だが、仮想現実が舞台であることを除けば内容は別物だったとか?しかしきちんとしたクレジットが与えられてないとかでハドナルはフォックスを訴えてましたね。そこそこ面白い作品だったので短命に終ったのが残念。
あとはマーベルの「ジェネレーションX」などもあったけど、あれはTVムービーだけで終ったんだっけ?とまあこのように長続きしなかったTVシリーズも過去にはたくさんあるのだけど、今度の新シリーズには健闘を期待したいところです。