「ドクター・フー」シーズン4終了

(以下ネタバレ注意)先週までは「デビッド・テナントが今シーズン限りで降板して、ロバート・カーライルが新ドクターになる」なんてウワサがまことしなやかに流れてたわけですが、結局は、まあ。

以前にも書いたように、全体的にシーズン3に匹敵する出来ではなかったかな。決して悪いシーズンではなかったんだけど、ドナがあまり面白いキャラクターではなかったことや、話がややパターン化してきたところなどもあって十分には楽しめなかったかと。最終回はプロットが凝りすぎてていまいち展開がつかみにくかったし、シーズン途中の「The Poison Sky」もそうだったけど「地球の危機」というネタを何度も出されると話のインパクトがどんどん弱くなってくんだよね。派手なドンパチがなくても「Blink」みたいにアイデアで勝負すればいいじゃん。

まあ良くも悪くも現在の「ドクター・フー」のスタイルを確立したラッセル・T・デイビスがこれで退場するわけで、2010年の次シーズンはどんな変化が待ち受けているやら。ちなみにローズとドナはもう登場しないだろうけど、マーサはまだ「現役」なわけだから、次シーズンもぜひ彼女には登場してもらいたいところです。

しかし今年は「ギャラクティカ」も「ドクター・フー」も終わってしまって寂しいなあ。