スティーブ・ジョブスの現実歪曲空間は海をこえてイギリスにも届いたのか。
ちょっと前に物議を醸したジョブスの「DRM不要論」は、意地悪な見方をすれば「EUはiTunesのFairPlayが公平じゃないなんて言ってるけど、そもそもDRMを強制してるレコード会社が悪いわけで、アップルは彼らに従ってるだけだ」という責任逃れ論でもあったわけだが、今回の決断がアップルにとって吉となるか凶となるかは何とも分からんなあ。
でも消費者にとっては不要な縛り付けでしかないDRMが無くなるということは明らかに歓迎すべきことだよね。ソニーのレーベルゲートなんてどう考えてもユーザーの立場になって考えてない仕組みなわけで。EMIの発表会見をライブで聴いてたけど「世の中に出回っているCDにはDRMがついてないのに、デジタル・ダウンロードにだけ付いてるというのは不公平だ」というジョブスの発言は確かに正しいと思う。
ちなみに個人的にはビートルズよりもAC/DCがiTunesストアで解禁になってほしいのです。