「LUCKY HANK」鑑賞

こないだ「ベター・コール・ソウル」が終わったばかりのボブ・オデンカークが、早くもまたAMCと組んで世に送り出すTVシリーズ。

主人公のハンクは、ペンシルバニアの小さな街の大学で文学を教えている作家。講義でも生徒に作品を読ませているだけでろくに指導を行わない人物だったが、それを生徒に指摘されたことで逆ギレし、「こんな辺鄙な街の大学に通ってる時点で、生徒も教授も終わってんのよ!」とぶちまけてしまう。これが大学新聞で報じられ、ハンクは学生ばかりか同僚の教授たちからも顰蹙をかうことに。そして教員の代表という立場を解かれることになるのが…というあらすじ。

1997年に出た小説を原作としているらしい。プロデューサーと第1話の脚本がUS版「THE OFFICE」のポール・リーバースタインで第1話の監督がピーター・ファレリーという布陣だがコメディ色は薄くて、いわゆるミッドライフ・クライシスを迎えた中年男性の、地味といえば地味なドラマになっている。主人公が大学教授ということもあり難しい言葉がポンポン飛び交って、主人公のモノローグもかぶさってセリフは多い。

ハンクの妻も教員をやっており、そちらは現況に満足しておらずキャリアのためなら街を出ていくことも厭わない考えのようなので、今後はハンクと妻の軋轢が話の軸になっていくのかな?ストレスのたまったハンクがどこかで暴発することが考えられるものの、今後の展開がどうなるのかよく分からず。まさか生活のためにドラッグを売って犯罪王になるような展開はないだろうなあ。

ハンクの妻に「THE KILLING」のミレイユ・イーノス、大学の学長役に「THE OFFICE」のオスカー・ヌニュネス、あとはカイル・マクラクランも出てくるみたいでキャストはそこそこ豪華。オデンカークの演技を見るのは相変わらず楽しいし、批評家たちの評判も良いものの、やはり今後どういう方向に話が進んでいくのかよく分からないので様子を見ることにする。