(ネタバレ注意)60年代の傑作映画「ミニミニ大作戦」のラストは金塊を積んだバスが崖から半分飛び出して宙ぶらりんになるという文字通りのクリフハンガーで終わるわけだが、無事に金塊を確保する方法をイギリスの王立化学会が募集したところ2000ものエントリーがあったらしい。みんなちゃんと金塊の重さとかバスの長さを計算して解決策を導き出しているあたりが素晴らしいなあ。
それで1位に選ばれた案は、まずバスのガラスを割り、タイヤの空気や燃料を抜いてバス全体を軽くし、それから周囲の岩をバスに積みこんでバランスをとってから金塊を確保するというものなんだとか。計算式が複雑すぎて俺にはこれが正しいのかどうか全然分かりませんが。ちなみにあれって企画だけされた続編「THE BRAZILIAN JOB」ではヘリコプターに救出されるとかというオチなんじゃなかったっけ。