DCコミックスの知る人ぞ知る作品「ヒューマン・ターゲット」のTVシリーズのパイロット版が製作されるんだとか。
これは変装の達人であるクリストファー・チャンスが、何者かに命を狙われている人物になりすまして自らが「人間の標的」となり、暗殺者をおびきよせるというアクション色の強いクライム・コミックで、90年代になぜかリック・スプリングフィールド主演でTVシリーズ化されてるんだよね。コミックのほうではピーター・ミリガンがストーリーを担当した一連の作品が1999年あたりからヴァーティゴから出されていて、あまり長続きはしなかったものの結構俺は好きだったんだよな(特に単行本で出された「FINAL CUT」は傑作)。
「人が誰かに変装する」話というのはコミックなら描写は簡単だけど映像ではそうもいかなくて、今回の映像化ではそこらへんをどう対処するんだろう。やはり変装後は別の役者が主人公を演じる仕組みになるのかな。