「NIGHT OF TOO MANY STARS」鑑賞

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コメディ・セントラル初(?)のライブ・イベント「NIGHT OF TOO MANY STARS」を観る。これは自閉症の子供たちへのチャリティとして企画されたもので、司会役のジョン・スチュワートを筆頭にアダム・サンドラーやリッキー・ジャーヴェイス、スティーブ・カレル、スティーブン・コルベアー、ウィル・フェレル、デビッド・クロスといった有名コメディアン(およびジミー・ファロン)が総出演するという、なかなか豪勢な番組。何故かジョン・マッケンローもチャリティ電話の受付係として出てた。

最初はまずジャック・ブラックの歌から始まり、スチュワートの司会を絡めながら多くのコメディアンがステージに登場したり、ビデオ出演をしてネタを披露していく。特に面白かったのはネコ語を話すスティーブ・カレルや、ちょっとだけ出演したクリストファー・メローニあたりかな。「カザフスタンからの生中継」としてビデオ出演したボラート・サグディエフ(サシャ・バロン・コーエン)も笑えた。逆にイマイチだったのはマーティン・ショートやマイク・マイヤーズといったSNL系の人たち。ジミー・ファロンは相変わらず何をやっても全然面白くない。あとミュージカル・ゲストとして出演したエルビス・コステロが意外なコメディのセンスを発揮していた。

チャリティ番組だけに途中で自閉症に関するメッセージが何度も紹介され、どことなく行儀のいい雰囲気もあったけど、ほとんどの出演者はお構いなしにキツいジョークをかましていて全体的にはとても面白い番組だったと思う。ただし俺はこれをiTunesストアからダウンロードしたんだけど、このバージョンは放送時にあったジェリー・サインフェルドやベン・スティラーのネタが何故かカットされてるらしい。むしろジミー・ファロンの映像を全てカットしてサインフェルドのネタを載せてくれればいいのにね。

しかしボラートのネタって人種差別スレスレというか、あれが誰も知らないカザフスタンなんかじゃなく出っ歯の中国人とかアフリカの土人とかだったらテレビに出してもらえんよなあ。非常に面白いからまあいいけど。

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