「スターゲイト・ユニバース」鑑賞

個人的にほとんど観たことのない「スターゲイト」シリーズの第3弾。地球から遠く離れた惑星で新たなスターゲイトが発見され、それを開くための解読が行われていた。しかし突然やってきた謎のエイリアンによる襲撃が始まったことで、基地にいた人々はどうにか解読されたスターゲイトを通って脱出を試みる。しかし彼らが到着したのは、地球から何十億光年も離れた銀河を航海している巨大な無人宇宙船の中だった…というプロット。

この「宇宙をさまよう人たち」というコンセプトは、古くは「宇宙家族ロビンソン」から始まって「スペース1999」「ヴォイジャー」「ファースケープ」「ギャラクティカ」など多くの作品で扱われたものだけに目新しさはなし。巨大な無人宇宙船というのは「レッド・ドワーフ」にも通じるものがあるな。あとスターゲイトを解読するためのカギがオンライン・ゲーム上に隠されていて、それを解いたオタク少年がスタッフとして雇われるあたりは「スター・ファイター」そのまんま。というわけで斬新さのようなものは感じられない作品なのですが、固定ファンが多いだけにそれなりに長続きはするだろうから、今後の発展に期待したいところです。

主役を演じるのはなんとロバート・カーライル。イギリスの映画界はまっとうに映画が公開されなくて嫌になったみたいなことを言ってたけど、まさかSFドラマの主役を務めることになろうとは。俺の大好きな役者だが、スコットランド訛りで話す影のある科学者というのは「スターゲイト」シリーズの主人公としてはどうなんだろうね。あと上の写真の右端にルー・ダイアモンド・フィリップスがいるけど彼は殆ど登場しないみたい。

ちなみに「宇宙戦艦ヤマト」が実写映画化されるらしいけど、「ギャラクティカ」の設定とか雰囲気をパクれば結構面白そうなものが出来る気がするんですよ。タイ副艦長なんて佐渡酒造そのまんまだし。それがあの芸能事務所の利権が絡んだようなキャストでは…。まあ最初から目指してるものが違うんだろうけどさ。

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