我が国 日本

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www.archive.orgで公開されている、パブリック・ドメイン入りをした作品の数々がなかなか面白い。ダウンロードが遅い・カテゴリ分けが半端・画質が悪いなどのデメリットを差しおいても、フライシャー兄弟の「スーパーマン」、「3バカ大将」「ローレル&ハーディ」をはじめ、ロジャー・コーマンの初期の作品やオリジナル版「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」なんかまでが置いてあるのが非常に素晴らしい。 でもこうした傑作群はもっといい画質のやつがDVDで入手できたりするわけで、このサイトでしか手に入らない有象無象の作品のほうが実は価値があるのでしょう。

よって今回観たのは「MY JAPAN」という、第2次大戦におけるアメリカのプロパガンダ・フィルム。日本の脅威を一般市民に知らしめるためのものなんだけど、どう見ても白人にしか見えないナレーターが日本人のフリをして「贅沢なあなたたちアメリカ人と違い、我々は質素な食事で暮らしていけるから戦争になっても恐れるものはないのです。ハッハッハ」などと怪しいアクセントで語るのが、実に胡散臭くていい感じ。そして最後に、お決まりの「軍事公債を買ってアメリカを勝利に導こう!」といったメッセージが流れて終わり。

でも日本人に対するアメリカ人のイメージって、この頃も現在もあまり変わってないような気がする。

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