独映画のポスター、史上最高値の69万ドルで転売

今までの人生で映画を山ほど観てきたわけですが、自分にとってナンバーワンの映画は何といってもフリッツ・ラングの「メトロポリス」なわけです。 オリジナル版を観たことがない(現存してない)とか、ジョルジオ・モルダー版が実はけっこう好きだったりするという引け目もあるものの、1920年代にあれだけの壮大な活劇を作り上げたということは、現代の監督たちがどれだけ制作費や人力を豪勢に使っても太刀打ちできない偉業であり、まだ人々が機械に尊敬と畏怖の念を抱いていた戦前の雰囲気も含めて、もはや決して再現することのできない、文字通り「失われた芸術」だと思うのです。

でもさすがにポスターに何千万円も払う気はないけど。

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