「Franklin & Bash」鑑賞


TNTの新作ドラマ。でもパイロットは1年くらい前に製作されてたらしい。

いわゆるおちゃらけ弁護士もので、文字通りアンビュランス・チェイサーとして生計を立てていた若手弁護士のフランクリンとバッシュは、その型破りな法廷弁論をもって大手法律事務所との訴訟合戦に勝ったことから、その事務所の会長(マルコム・マクドウェル!)に気に入られて事務所に迎え入れられることになる。大きなオフィスを与えられて満足する2人だが、会長の甥が訴訟で不正をしようとしているのを知り、仲間たちとともに不正を阻止しようとする…というのが第1話のストーリー。

主演は「ガーフィールド」のブレッキン・メイヤーにマーク・ポール・ゴスラー(って誰だっけ)。基本的にコメディなので気軽に観られるところはあるんだが、既にデビッド・E・ケリーが何年も前に通った道を辿っているだけ、という印象は否めない。ケリーって全盛期は粗悪乱造してるイメージがあって好きじゃなかったけど、今になって思うと話のツボはちゃんと抑えてたし、社会問題などもうまく織り込んで巧みだったよな。

良くも悪くもないような作品だが、本国での評判はあまりよろしくないようなので長続きはしないかも。マルコム・マクドウェルはもっと大事に使わないといけませんぞ。

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