「CHARLIE’S ANGELS」鑑賞


言わずと知れた「チャーリーズ・エンジェル」のリメークだよ。最近は1シーズンに1つか2つはリメーク番組が作られてるような気がする。

コンセプトはオリジナルと同じで、エンジェルと呼ばれる3人の女性たちが、顔を見せないチャーリーという雇い主から指示を与えられ、彼女たちをサポートするボスレーという男性とともに悪人たちをやっつけていく…というようなもの。冒頭からエンジェルの1人がやられて、その妹分が代わりに加入するというヒネリはありますが。

オリジナルだとエンジェルたちは元警官だったはずだが、こちらでは元犯罪者たちという設定。また劇場版と同様にドリュー・バリモアがプロデューサーに名を連ねているものの、エンジェルたちは銃を携行しているみたい。劇場版の「エンジェルたちは銃を使わない」という設定は個人的に好きだったんだけどな。

「ヤング・スーパーマン」のスタッフが大きく関わっているのだけど、あの番組と同様に出来はけっこう薄っぺらで、おねーちゃんたちのコスプレやきれいな夜景、あまり特徴のないアクションシーンを観てるうちに1話が終わってる、といった感じ。第1話のアメリカでの評判は散々だったらしく、特にミンカ・ケリーの演技が下手だと叩かれたみたい。俺はむしろボスレー役のラモン・ロドリゲスの演技がひどいと思ったけどね。あと肝心の女の子たちがあまり可愛くないのよ。ファラ・フォーセットの域には誰も達してないぞ。

知名度だけはある作品なので日本でも放送されるかもしれないが、果たして打ち切られずに続くことはできるのか…?リメークとしては「ギャラクティカ」よりも「バイオニック・ウーマン」や「ナイトライダー」に近い作品ですね。