「BURNING LOVE」鑑賞


コメディ集団「THE STATE」のケン・マリノが日系人のカミさんと作ったウェブシリーズ。米ヤフー!のサイトで配信中で、日本から観るにはIPアドレスをゴニョゴニョする必要あり。

同じくウェブシリーズとして始まった「CHILDRENS HOSPITAL」が「ER」のような医療ドラマのパロディであるのに対し、こちらは「The Bachelor」のような恋愛もののリアリティー・シリーズのパロディで、独身の消防士マークの妻の愛を求めて、10数人の女性たちが競い合うという内容になっている。

それで集まった女性たちがみんなクセもの揃いで、妊娠中だったり80代だったりパンツ履いてなかったりと、いろんなネタが仕込まれていて結構笑える。なぜかケン・チョンが女装して紛れてたりするし!あと盲目の女性がいてきわどい差別ギャグの対象になってたんだけど、あれいいのかな。そして彼女たちは徐々に花嫁候補から脱落していき、やがて勝者が決定されるみたい。

マークが女性たちの特徴にまるで気付かぬままシュールな展開が繰り広げられていくんだけど、ゲストに出てくる俳優陣がとても豪華で、前述のケン・チョンのほか「THE STATE」のマイケル・イアン・ブラックが番組の司会者役で出演していたり、ベン・スティラーやアダム・スコット、さらにはジェニファー・アニストンがチョイ役で出てたりするぞ。

「CHILDRENS HOSPITAL」同様に、ろくにストーリーなど設定せずに、短い尺にギャグをぎっしり詰め込んでるのが面白いですね。今後のアメリカのコメディ番組って、視聴率や放送時間枠に左右されずに番組を作れるウェブシリーズがどんどん伸びていくのかもしれない。

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