“ワニ・ハンター”がエイに刺されて死亡

なんてこった。

実は以前にスティーブ・アーウィンのテレビ番組の日本語版制作をやってたことがあって、俺にとってこの人は非常に身近に感じられる存在だったのです。
「クロコダイル・ハンター」なんて名前だとなんか荒っぽそうなイメージが浮かぶかもしれないが、実際の彼は熱心な自然環境の保護者で、ワニも保護するために捕獲してる人だったんだよね。自然を守ることの大切さについて熱心に、そして分かりやすく語る彼の姿にはあざとらしいところが全然なく、非常に楽しい人物だったのであります。数年前に新しい子供が産まれたばっかりだってのに、44歳の若さで他界してしまうとは非常に残念。

ただし見方によってはとても彼らしい死に方をしたともいえるわけで、そういう意味では最期まで幸せな人だったのかもしれない。

安らかに眠れ。

「ON A CLEAR DAY」鑑賞

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ケン・ローチ監督の「マイ・ネーム・イズ・ジョー」の主人公、および「マグダレンの祈り」の監督でもあるピーター・ムランが主演した作品「ON A CLEAR DAY」を観た。彼が演じる主人公のフランクはグラスゴーの工場で長らく働いていたが、ある日解雇を通告されてしまう。生きる目標を失った彼は、人生を一新させる目的としてイギリス海峡を泳ぎきろうと決意するのだった…。というのが大まかな内容。ちなみにホビット君ことビリー・ボイドが出てるでやんす。

あらすじから予想がつくかもしれないが、要するに「フル・モンティ」という柳の下にいる527匹目くらいのドジョウ。労働者階級の男たちが冗談を言い合い、励まし合いながら大きな目標に向って進んでいくというストーリーはイギリス映画界の名産物になったなあ。しかも今回は長いあいだ不仲だった息子とか、家計を助けるため健気に働く妻、主人公の姿に励まされる友人たちなど、この手の映画につきもののクリシェがたんまり入っててお腹いっぱい。でもストーリー展開は王道を行っているので先が読めるとはいえ決して心地の悪いものじゃないし、ムランの演技がしっかりしてるので観ててそれなりに楽しめたかな。
気になったのは、主人公と周辺の人たちのエピソードがいろいろ出てくるんだけど、どれもが短くてきちんと描ききれておらず、これが逆に映画のテンポを悪いものにしてるところがあった。登場人物がもう1〜2人少なかったほうが良かったんじゃないの。

ちなみにこの映画って製作会社がメル・ギブソンのアイコン・フィルムなんだけど、ギブソンはあんな失態をおかして映画界から総スカンをくらったわけで、今後のアイコンの運営ってどうなってくんだろう。

マッカーシズム再来!

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ダーウィン・クックやマイク・オールレッドといった業界のトップ・アーティストに毎号1人ずつスポットライトをあてるDCコミックスのアンソロジー誌「SOLO」の第12号は、あのブレンダン・マッカーシー大先生が主役なのであります。インド絵画に強い影響を受けた「SKIN」や「ROGAN GOSH」といった激烈なサイケデリック・アートで名高い彼は、ここ15年ほどハリウッドという辺土に住まわれていたのですが(日本でもちょっと放送した傑作CGアニメ「REBOOT」のキャラクターデザインは彼だ)、このたび満を持してコミックス界に再来されたのでございます。

そしてそのアートは以前にも増して実に素晴らしい。そのコンセプト、そのデザイン、その色使い、どれをとってもそんじょそこらの自称”前衛アーティスト”どもを絶望の底に突き落とすくらいの見事さ。マッカーシー大先生、「マッド・マックス4」の映画化の話はいい加減あきらめて、コミックスに戻ってきてくださいよ。ちなみにこのインタビューによると、彼はイギリスのアーティストを中心にした月刊誌を作りたいそうだ。実現されたらいいなあ。

なお「SOLO」は販売数低迷により、残念ながらこれが最終号。本来ならブライアン・ボーランドやブルース・ティム、デイブ・ギボンズといったアーティストの号が予定されていただけに、こんな良質のタイトルが売れない業界というのは本当にヤバいと思ってしまうのです。

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ダイナソーJR「ザ・ワゴン」


ユーチューブは映像のクオリティの悪さなどからあまり好きじゃないサービスなんだけど、ダイナソーJRの「ザ・ワゴン」のビデオを約15年ぶりに見ることができたのには感激。イギリスに住んでた16歳くらいのころ、ラジオで流れたこの曲にえらく衝撃を受けたっけ。それまで聴いたことがなかった曲のセンスにぶっ飛んだのです、それから3ヶ月くらいはこの曲ばかりを聴きまくってたような気がする。ビデオも今見ても非常に残新で素晴らしい。

聴いて見て泣け。

「プラスチックマン」 パイロット版鑑賞


米カートゥーン・ネットワークが発注したとされる、アニメ版「プラスチックマン」のパイロット映像がユーチューブに流出してたのでさっそく観てみる。

ジャック・コールの原作のスラップスティックさが出ていて、なかなかよい出来。10分くらいの長さなので、ダレずにテンポの速い展開になっているのもいい。後半のドタバタさは「レン&スティンピー」(さらには杉浦茂のマンガ)を彷彿とさせるところがあるかな。唯一の難点は、プラスチックマンの上司のオヤジがなんか面白くないところか。原作通りにウージー・ウィンクスを出せばいいのに。そういえばワショウスキー兄弟もむかし映画化する予定で脚本を書いてたんだよね。

こないだの傑作「AMAZING SCREW-ON HEAD」もそうだったけど、こうしたパイロット版はいつになったらシリーズ化が始まるんだろう。