謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

去年の挨拶を読み返してみると、2019年のあいだにやりたかったことが全然達成できてなかったなー。と思う次第であります。まあ行ったことのない国とかにも行けて、面白いところは面白かったのだけどね。やはり仕事に日常の時間の大半が食われている状態でして、好きな本を読んだり映画を観るために、50歳になったらアーリーリタイヤしようかと、最近ひしひしと考えている次第です。まあそのためにはさらに働いて貯金しておかないといけないのですが。あとはやはり健康に気をつけねば。

世の中的にはポピュリズムの台頭というか、頭の悪そうな人たちが幅を利かせるようになってきていろいろ面倒になってきた感じもしますが、なるべく大人のように振る舞って、困ってる人たちには手を差し伸べるようにしましょう。でもオリンピックは中止しような。

それでは今年もよろしくお願いいたします。

ギレルモ・デル・トロのエッセイ

こんどの「タイム」誌は「オプティミズム」をテーマに、エイヴァ・デュヴァーネイが責任編集しているのだそうな。そこにギレルモ・デル・トロのエッセイが寄稿されていたので、英語の勉強に翻訳してみる。原文はこちら

ちょっと形式ばった文体なので、古い教科書にあるような旧仮名遣いのほうがしっくりくるかな、とも考えたけど、ボロが出そうなのでやめた。ちょっと言ってることが分かりにくい気もするけど、シニカルなものの見方が褒められる現代において、楽観的でいることは大切なのではないかと。

人が行える、最も過激で反抗的な選択は楽観的であることである

楽観主義は過激だ。これは難しく、勇敢な選択である。そして私が思うに、これは現在において、絶望と向き合うときに最も必要とされるものである。車が距離を移動するにあたっては大変役立ち、そうでないときはガレージに入った大きな動かぬ物体であるのと同じで。

今日において、人が賢そうに見られる無難な方法は、まず懐疑的であることだ。我々は「それを信じない」と言えば洗練されているように見えるし、「信じる」といえば不真面目であるように見なされる。

歴史も寓話も、何事も決して完全に負けたわけではないことを証明してきた。ダビデはゴリアスを打ち負かしたし、ノルマンディーの浜辺は戦争の局面を一転させた。勇気は権力を転覆させる。これらの事実は例外的のようにとらえられるが、実はそうではない。毎日のように、我々は自らの選択のバランスとなる。愛情と恐怖のあいだの選択、信念と失望のあいだの選択のように。どんな希望も小さすぎることはない。

楽観主義は、我々が窒息しそうなときに息を吸い込もうとする本能のようなものだ。現実に対して「こうあるべきだ」と宣言しなければならない我々の必要だ。楽観主義は格好の悪いものではない。それは反抗的で勇敢であり、不可欠なものなのだ。

アメリカの作家シオドア・スタージョンはかつて、「あらゆることの90パーセントはクズである」と語った。それは正しいと思う。しかしそれはつまり、「残りの10パーセントのものは全力を注ぐ価値がある」ということでもある。

こうして時から時へ、選択から選択へ、 我々は伝記と墓碑のどちらを遺すかを決断していく。あなたも周りを見渡し、どちらを遺すかを選べ。

吸い込むか、あるいは死ぬか。

謹賀新年

「アステリックス」のイノシシな。

新年あけましておめでとうございます。

去年は個人的には10数年ぶりに転職をいたしまして、まあいろいろ大きく物事が変わった年でありました。家に変える時間も少し遅くなって、まだ生活のリズムがしっくりきてない所があるというか、帰宅後に海外ドラマを時間が減ったような感じだったのですが、今年はもっと時間を有意義に使いたいなと思うところです。Netflixなど配信系の映画ももっと観ないといかんすな。

ほかの趣味では9月に富士山に登ったのが良かったかな。今年もどこか山小屋に泊まる登山に行って、さらに海外旅行とかもしたいのですが、どうなることやら。アメコミも積ん読ではなく、リアルタイムで読めるようにしなければ。中国語や韓国語も勉強したいなあ。

世の中的には元号が変わるというのはどうでもよいのだけど、まあいろいろあるとは思いますが、皆が暮らしやすい世の中になるよう、寛大な気持ちをもっていきましょう。

健康もやはり大事です。自分も大病こそしないものの、健康診断でちらほら黄信号が出てきてるので、食生活に気をつけてジム通いを頻繁にせねば。

それでは今年もよろしくお願いいたします。

謹賀新年


あけましておめでとうございます。

世界情勢がなんか不穏になって、世間にヘイトが蔓延してるような気がするなか、個人的に2017年はどことなく惰性で過ごしてしまったようなところがありまして、反省の余地ありです。年齢的に人生の中間点に来てるので、もっと新しいことに取り組んでいかないと損だよな。

昨年の元旦の書き込みを見ても「筑波山や赤城山に行く」とか「チャリティに寄付する」とか書いてるのに、ろくに実施しなかったものなあ(山は丹沢に初挑戦したけど)。よって今年は山小屋に泊まる登山とか、近所の炊き出しのボランティアを体験してみたいと思うのですが、ああ時間がない。何かの教室にも通いたいのですが。

仕事は6月くらいに大きな山が来そうで、しんどいといえばしんどいし、やりがいがあるといえばやりがいがあるし。面白い機会もありそうなんだけどね。でもその山が過ぎたあとのことも考えていかないとなあ。

何にせよ健康がすべての基本なので、皆様も健康には気をつけましょう。俺もあと2キロくらいは体重を絞って、血圧には気をつけたいところです。

相変わらずマイホームとか結婚といった要素とは無縁な一方で、漠然とした不安は抱えているものの、なるべく当ブログは更新していきたいと思いますので、今年もよろしくお願いいたします。

これが2018年の設定だったか…。

マカオ・香港旅行


昨年のインドに比べれば小旅行だが、忘備録も兼ねてさくっと感想を。

期限が切れるマイレージがあったのでフライトを予約し、締め切りの迫った仕事を尻目に4泊5日の旅に。マカオへのフェリーとかも日本から予約していったけど、まあ行き当たりばったりでもどうにかなりますね。飛行機も思ったより早く着いたので1本前のフェリーにしてもらい香港空港からそのままマカオに。フェリーは間違えてタイパ(南側の島)に行くやつを予約してしまったが、各地のカジノに行く無料バスに乗って北側のマカオ半島に移動。ちっこい土地とはいえ、さすがに島同士をつなぐ橋を歩いて渡るのは無理みたい。そしてホテルにチェックイン。なぜかデポジットに3万円近くも現金を要求され、一時的であれ活動資金がグンと減ることに。
基本的にラスベガスみたいな観光地なので、見るものはカジノが中心。派手なカジノが並び、その周りには高級時計と宝石店が並ぶという、貧乏人には厳しい街であった。カジノもブラックジャックのミニマムベットが5000円弱と初心者には厳しい額なので、5セントのスロットマシンをチマチマやる程度。それでも負けましたが。

ホテルにあった無料雑誌にカジノ王のインタビューが載ってて、カジノの収益が数年前から下がっており、これからは日本への進出を期待する、みたいなことが(たぶん)書いてあったけど、これだけカジノの観光地というブランドがマカオで確立してるのに、いまさら日本がカジノ誘致をしたって太刀打ちできないと思うのだが。あれだけの規模の建物を揃えて従業員を教育するのってハンパない手間と予算がかかると思うぞ。
あと外を歩いてると頭がクラクラするくらいの暑さでしたが(でも名物ストリートフードはなぜかカレー煮込みおでん。当然食わなかった)、カジノの中は寒いくらいにクーラーが効いていて、まあ観光地たるものクーラーをフル稼働させないといけないですね。日本のオリンピックスタジアム、クーラーないんだって?なお各カジノの入り口には「我々は頑張ってこれだけCO2を削減してます」みたいな数値がこれ見よがしに飾ってあった。

物価はマカオも香港も、日本とほぼ同じかちょっと高いくらいか。でも最低賃金は半分くらい?おねーちゃんたちがサービスしてくれることで有名なマカオのサウナ(行ってないよ!)では日本人の女性が最も金額が高いということで、今後は逆ジャパゆきさんみたいなケースが増えてくるのかしらん。

貧乏人がカジノばかり行ってても仕方ないので旧市街なども観光しましたが、ポルトガル支配下で建てられた教会などが点在しているだけで、ヨーロッパ行ったことある人にはさほど目新しいものでは無いかも。個人的には国内外の市場が大好きなので、地元の人が使う市場に並んだ怪しい(失礼)魚や肉を眺められたのが楽しかったです。
マカオでは2泊して、それからまたフェリーに乗って香港へ。やはりこっちのほうがずっとコスモポリタンで、イスラム教やヒンズー教徒なども普通に道を歩いていて非常に国際的であった。海沿いのショッピングモールも非常に巨大だったし、なんか日本よりも勢いがあるように感じられましたね。ちょうど中国で活動家の劉暁波氏が病死していたが、地元の新聞は検閲もなく報じていた。

初日は無難にビクトリアパークまで登って夜景を眺めることに。しかし香港はどこ行っても人が多すぎ。トラムに乗るのもずいぶんかかったぞ。夜景は綺麗だけど、夜8時のシンフォニーオブライツはショボいですね。ビルのてっぺんがピカピカと光る程度。以前はもっと派手だったようだけど。

次の日は朝から旺角・油麻地あたりをぐるぐる歩いて市場観光。鳥市で鳥といっしょに餌のムシがうごめいていたり、女人街では大量のハンドスピナーが売られていたのが印象的であった。つまようじのボーガンは規制のためか見当たらなかったな。
なお食事は概して美味かったものの、暑さで夏バテ気味だったのでこってりした麺ものなどはあまり食べず、重慶大厦のインド料理屋でサモサなど買ってすませてました。俺はサモサが好きなんだよ。

あとマカオでも香港でもホテルの部屋にAndroidのスマートフォンが置いてあって、日本などには電話がかけ放題だし、外にも持ち出せて地図の確認とかするのに役立ったのだが、日本のホテルでも同様のサービスとかやってたりするのかな。無料Wi-Fiもあちこちにあったし、スマホが使えると海外旅行はグッと楽になるよな。

雨季なので天気は危惧していたが概ね好天に恵まれ(天気予報が全く当たらない!)、最終日だけ荒天になってフライトが2時間遅れるというハプニングがあったものの、全体的には楽しい旅行でありました。治安もいいし、日本も海外からの観光客を取り込むにはまだまだ学ぶことが多いですね。