アントン・コービンによるイアン・カーティス/ジョイ・ディヴィジョンの伝記映画「CONTROL」のトレーラーがYouTubeで公開されていた。
カーティス役の俳優はよく似ている。当時のマンチェスターの雰囲気がよく出ていそうで、なかなか期待できる作品になるんじゃないでしょうか。少なくとも「24アワー・パーティ・ピープル」よりはマシな映画になってほしいところです。
アントン・コービンによるイアン・カーティス/ジョイ・ディヴィジョンの伝記映画「CONTROL」のトレーラーがYouTubeで公開されていた。
カーティス役の俳優はよく似ている。当時のマンチェスターの雰囲気がよく出ていそうで、なかなか期待できる作品になるんじゃないでしょうか。少なくとも「24アワー・パーティ・ピープル」よりはマシな映画になってほしいところです。
最近とんと名前を聞かなくなっていた(ような気がする)ハル・ハートリーの新作は、なんとあの「ヘンリー・フール」の続編という設定らしいぞ。でも「AVクラブ」のレビューでは「C+」と実に厳しい評価がされてしまっている。うーん観たいような観たくないような…。
ハリウッドに舞い戻ったフランク・ミラーによる、ウィル・アイズナーの「ザ・スピリット」の映画化は着々と進んでいるようで、主人公スピリットの宿敵「ザ・オクトパス」をサミュエル・L・ジャクソンが演じるという交渉が進んでんだとか。
サミュエル・L・ジャクソンは好きな俳優なのですが、この配役ってどうなんだろうね。原作のザ・オクトパスって変装の名人で素顔は決して明らかにされず、3本の線が入っている手袋(3×2+2=8ということで8本腕のタコ、というわけだ)のみが表示される人物ということになっていて、40年代の時点でコミックのビジュアル性をフル活用したキャラクターを生み出していたアイズナーの天才ぶりには脱帽するしかない。
しかしこのように匿名性が特徴であるキャラクターにサミュエル・L・ジャクソンのような大物スターを持ち出してくるのはどうなんだろう。「ジャッジ・ドレッド」みたいに出演者が顔を出したおかげでダメダメになった例もあるわけだし。でも最近は「ヴェンデッタ」みたいな例もあるから、ジャクソンは素顔は出さなくてすむのかな。まあ正式に出演がきまってない段階であれこれ考えるのも無意味ですが。
iTunesストアで「RAVING」なる短編映画が無料公開されてたので観てみる。これは「エル」誌がプロデュースしたもので、投稿された記事がストーリーのもとになっている点とか、女優が監督しているところ(今回はジュリア・スタイルズだ)なんかは、ちょっと前にとりあげた「グラマー」誌の企画と同じ。これらは雑誌間の連合企画なのか、それとも単に片方がもう片方をパクっただけなのか、よく分からん。何にせよ「グラマー」の短編映画はどれもつまらなかったので、今回の作品もあまり期待しないで観てみたら、意外と面白かった。
ズーイー・デシャネル演じる主人公は、ニューヨークで通行人に金をせびって暮らす浮ついた女性だったが、ある日出会った中年の男性に、彼の家を500ドルで整理するように頼まれる。半信半疑で彼の家に行った彼女は、そこで男性の妻の遺品が並んでいるのを目にする・・・といった感じの内容。サスペンスとかではなく、良質のロマンティック映画といった出来の作品。
「グラマー」の作品が10分ほどしかなかったのに対し、この作品は20分以上あって、キャラクターの描写に十分な時間をかけていることが強みか。また俺の好みのタイプ の女優であるデシャネルが相変わらずコケティッシュな雰囲気を出していて非常にいいし、スタイルズの演出も手堅くていい感じ。黄昏時のブルックリン橋の前でデシャネルが歌うシーンなんて非常にきれいなんだが、これってロケ料とかとても高かったんじゃないのかなあ。
初期のハル・ハートリーを彷彿させるような、なかなかいい作品。