「Terminator: The Sarah Connor Chronicles」鑑賞

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フォックスのミッドシーズンの目玉作「Terminator: The Sarah Connor Chronicles」のパイロット版をiTunesストアで入手。これは長ったらしい題名から分かるように「ターミネーター」のTVシリーズ版であり、サラ・コナーを主人公にした内容になっている。

物語は「T2」の出来事があった後の1999年から始まる。息子のジョンを抹殺するために未来から送られてくるターミネーターたちの影に怯えながら、サラとジョンはアメリカ各地を放浪する生活を続けていた。そんなある日、ジョンはついにターミネーターに発見されて殺されそうになるが、謎めいた女性ターミネーター「キャメロン」によって命を救われる。そしてサラとジョンとキャメロンは、スカイネットによって世界が支配される将来を防ぐため、2007年にタイムスリップしてスカイネット誕生の謎を解き明かそうとするのだった…。というのが第1話のものすごく大まかなプロット。

確か「T3」では2004年にスカイネットが起動したはずだから、これは映画とは違う設定の物語ということになるのかな。SFアクションに加えて「戦うママさん」とか「ティーンの憂鬱」などといった要素がいろいろ詰め込まれていて、それらが全て成功してるわけじゃないけど、カス映画だった「T3」よりかは面白いんじゃないですか。シリーズとしてどこまで話を引っ張れるかは不明だが。まさか毎回新たなターミネーターが送られてくるのか?サラ・コナー役のレナ・ヘディはリンダ・ハミルトンよりも10倍くらい美人でよろしい。でも息子が将来反乱軍のリーダーになることを知ってるのなら、普通の高校に通わせたりせずに重火器の使い方くらい教え込もうね。

とりあえず今後の展開に期待。

ゴールデングローブ賞

セレブな授賞式なんぞには一切興味がないので、いっそ今後も発表だけで済ませてくれればいいのに。

テレビ部門は1つを除いてケーブル局の番組が総ナメ、というのが時代の流れを示しているのか。地上波局が毎年莫大なコストをかけて宣伝した番組の大半がロクなものじゃなく、殆どが短期間で打ち切られるという悪循環はいいかげん臨界点に来てるんじゃないだろうか。

「In Search of Steve Ditko」鑑賞

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BBC Fourのドキュメンタリー番組「In Search of Steve Ditko」を鑑賞。スティーヴ・ディッコ(ディトコ)といえばスパイダーマンの原作者の一人として日本でもそれなりに知られたコミック作家だが、昔から大のプレス嫌いでインタビューは一切行わなかったし、彼の写真も4〜5枚しか存在せず、当然コンベンションにも顔を見せたことがないという徹底的に謎めいた、ピンチョンやサリンジャーのような存在なんだよね。この番組はコミック・ファンとして知られるジョナサン・ロスがディッコの業績や影響について語り、業界の有名人にインタビューしながら彼の素性を追求していくというもの。ジョナサン・ロスといえばもはやベテランの域に達したTVパーソナリティーだが、こうした番組を作ってくれるのは嬉しいよな。

そしてロス自身がインタビューしていく面子がなかなか凄い。ジョー・ケサダにマーク・ミラー、アラン・ムーアにニール・ゲイマン、ジョン・ロミタ、ジェリー・ロビンソン(ディッコの師匠だったのか!)、そしてもちろんスタン・リーなどなど。彼らの証言によって、スパイダーマンやドクター・ストレンジ、ミスターA、クリーパー、ホーク&ダヴといった人気キャラクターの誕生の裏側が明かされていくほか、突然マーヴェルを去った理由や、アイン・ランドのオブジェクティヴィズムへの傾倒、スパイダーマンにまつわるスタン・リーとの葛藤などが語られるのは非常に興味深い。

さらにロスはディッコの住所をつきとめ、ニール・ゲイマンとともにニューヨークに渡ってディッコのアパートに押しかけてしまう!さすがにカメラを持ち込むことはできなかったが、20分くらい話して結果的にはいい友達になれたんだとか。すげえ。我々視聴者がディッコの姿を見ることができなかったのは残念だが、彼の偉大さについてうまく解説した良質の番組だったと言えよう。