先日「つまらん」と書いたスーパーボウルでのポール・マッカートニーのハーフタイム・ショーだが、実際に「つまらん」という理由で連邦通信委員会に苦情を訴えた人がいるとか。いちいちこんなことで訴えなくてもねえ。
ネット上の掲示板とかブログとか見てると、人の書き込みに徹底的に否定的な意見とかを書き込んでる人が多々いるけど、ああいうことをする活力はどこから湧いてくるんだろう。もちろん書き込んでる人は悪気があるというよりも、何か使命感のようなものを持って書いてるんだろうが、テレビ番組や書き込みが気に入らなかったら、単にテレビを消すとかそのページを二度と訪れないようにすればいいだけの話かと思う。まあここで「つまらん」と書き込んだ俺も似たようなものかもしれないが。
月: 2005年2月
狂牛病
日本ではイギリスに1ヵ月滞在してた男性が変異型ヤコブ病になったことから、英国に滞在してた人からの臓器提供を当分見合わせるとか。意地の悪い見方をすれば、国内での牛肉から感染したとは発表できないために、お上が無理矢理イギリス滞在に結びつけた、ということも考えられるけど実際はどうなんだろう。
俺は狂牛病が大ブレークしたときにイギリスに住んでたし、こないだBSE牛が発見されたカナダに現在は住んで牛肉を食っている。どう感染・発症するのか何も分かってない病気なので心配しても仕方ない、と思う。
ちなみにイギリスに住んでた人からの献血も現在は受け付けてないらしいが、まだ日本でのBSEへの意識が薄かったころ、俺は図書券の報酬(現在はこれを渡すことも禁じられてるらしいが)欲しさによく献血に通い、銀章をもらったことがある。あのときの俺の血液はどう利用されているのか。
買い物
せっかく何の予定もない日なのに、久しぶりに雪が降って外出するのがおっくうになる。それでもダウンタウンまで行って、コートやブーツなどを物色してくる。日本を出るときは「カナダで買うからいいや」と思って衣服や物をそれなりに捨ててきたのに、今になってみると「日本に帰って買えばいいや」と思い始めてるのが何とも皮肉である。単に俺がケチなだけだが。これからどのくらい寒くなる(あるいは暖かくなる)か分からないから、コートを買うのには二の足を踏むんだよな。とりあえず安売りしてた「アタリ」のTシャツを購入。アタリのゲームをやってた世代ではないのだが。
マンガ教室
本日提出の課題をどうにか終わらせ、マンガ教室へ。「D」を取った前回の課題よりかはマシなのものが出来たと思うのだが、「どうもボリュームがないね…」とサラッと言われてしまう。残念。それからまた次の課題を渡される。どうも俺の成長曲線を超えたスピードで授業が進んでいるような気がする。 クラスの後は大学の近くにある家にパソコンのモニターを受け取りに行く。大家が欲しがっていたので、日本人用の売買掲示板で見つけたのだ。売り手は国際結婚をした日本人の女性で、液晶モニターを買ったので古いのを放出したのだとか。17インチのやつなのでとにかく重く、バス停まで担いでいったら腕がやたら痛くなった。
映画教室
夜は映画教室へ。映画製作における、プロデューサーや監督の役割分担などについて説明をうける。日本だと監督がやけに崇拝されるような風潮があるけど、脚本とプロデューサーと監督のバランスがうまくとれてた方がいい作品ができると思うんだが。 後半は以前にも見た「Project Greenlight」の続きを見せられる。初めて映画を撮影することになった監督のドキュメンタリー・シリーズだが、とにかく絵に描いたようなトラブル続きで、周囲のスタッフのストレスがどんどん上がっていくのが見てて楽しい。新人監督にそれなりの予算の作品を撮らせてはいけないという、いい見本なんじゃないだろうか。