LPレコードの復活

アメリカではCDの売れ行きが下がった反面、LPの売れ行きが上がったそうな。もちろん数で比べるとCDのほうが断然売れてるわけだが、LPも捨てたもんじゃないな、と。

最近はLPを買うと同じアルバムのmp3版が無料ダウンロードできるというサービスも広まってきたらしくて、要するにLPレコードの欠点(?)だった「音をデジタル化して保存しにくい」という点をうまくカバーしているわけだ。

このトレンドは日本にも普及しているようで、最近は家電店とかでLPプレーヤーをよく見かけるようになった気がする。俺もLPレコードを直接MP3録音できるプレーヤーが欲しいんだよな。小金が貯まったら買ってしまおうかな。

iPhone 3G

7月11日とはずいぶん早いな。9月ころになるかと思ってたけど。品切れが予測されるから実際に入手できるのは秋口になったりして。3年前のオンボロ携帯を我慢して使い続けてきたのがやっと報われるというものです。ただし友達がいないから携帯なんて滅多に使わないのですが。

あとは料金体系がどんなものになるかを見極めないといかんな。それとPalm TXで大変重宝しているAvantgoのような、オフラインでサイトが閲覧できる環境が揃っているかもすこし心配。

「Religulous」トレーラー

アンチ宗教(あとアンチ結婚)のスタンスで知られるコメディアンのビル・マーが、世の中の宗教のバカバカしさを説明していくドキュメンタリー「Religulous」のトレーラーが公開されていた。

こないだは保守系TVパーソナリティのベン・スタインによる創造論バンザイ映画「Expelled: No Intelligence Allowed」(オノ・ヨーコが訴えたやつ)が公開されてたけど、こうしたドキュメンタリーを観に行く人たちって既に製作側の考えに同意してるような人たちが大半で、信心深い人が「Religulous」を観に行って信仰を捨てた、なんてことはまず起きないんじゃないだろうか。

ちなみにビル・マーってアンチ宗教の割には半分ユダヤ人であることをよく主張していて、イスラエルも積極的に支持してるんだよな。アメリカの映画とか文学にはいろいろ接してきましたが、いまだにユダヤ人のアイデンティティの定義(カソリックのユダヤ人というのはあり得るのか、とか)はよく分からないのであります。

美術館に行く

アール・デコのデザインが好きなので、東京国立近代美術館の工芸館でやってる「ヨーロッパの近代工芸とデザイン」展を見に行く。途中の武道館ではDEENとかいうバンドの客がズラリと並んでいて驚いたが、どうも入場待ちとかではなく会場前のグッズ販売のための整列だったらしい。前もって通販で売るとか、そういうことはしないのかな。

それで美術展だが、最初にアール・ヌーヴォーがちょっと紹介されて、それからフランスのアール・デコ作品と、それに影響を受けた日本の芸術家たちの作品が置かれているといったもの。いかんせんとても小さな美術館なので、イタリアのフォルトゥナート・デペロの作品とかロシアのプロパガンダ・ポスターとかが無かったのは残念なことである。でも銀座三越のポスターとかはなかなか良かったけどね。現代においても十分通じる斬新さを持った作品も多かったような。

帰りは秋葉原くんだりに足を伸ばすことも考えたが、帰宅後にあんな通り魔事件があったことを知って仰天する。