タイガー・ウッズの愛人コンテスト

前から話題になっていた、タイガー・ウッズの愛人を対象としたミス・コンテストがハワード・スターンの番組で行われたらしいぞ。それでめでたくジェイミー・ジャングラース嬢が優勝して7万5000ドルの賞金を手にされたそうです。ハワード・スターンってこういうこと平気でやるから凄いよな。おかげで彼の公式サイトはアクセス数増加のためクラッシュしたんだとか。一体どれだけの人がアクセスしたんだか。でも出場者が3人というのは寂しいな。最初はもっと多くの愛人に出場を要請してなかったっけ?

その一方でタイガー・ウッズはイメージ改善を図るためにブッシュ政権のスポークスマンだったアリ・フライシャーを雇ったんだとか。それってさらにイメージを悪くしないか?

「TRON LEGACY」新トレーラー


前作の登場人物の息子が主人公、というのはあまりにもベタなディズニー設定すぎてどうかと思うが、かつては原始的なCGであったライトサイクルとかが美しいCGで甦るのを目にするとCG技術の進歩を実感せずにはいられんなあ。逆に前作にあったセンス・オブ・ワンダーらしさが失せている気もするけどね。

きのうジェフ・ブリッジスがアカデミー賞を穫ってしまったので、急にこの映画にもハクがついたような気がする。

マーク・リンカス死去

俺が学生のころによく聴いていたアメリカのバンド、スパークルホースの中心人物(というか殆どワンマンバンドだった)のマーク・リンカスが自殺したらしい。まあデビューした頃からドラッグでODして足に血が巡らなくなって大手術をしたり、脳内の化学物質のバランスが乱れる症状を持ってて鬱に苦しんだりと尋常でない生き方をしていた人なので、こういう結末を迎えたのは驚くべきことではないのかもしれないが。

最近のアルバム(といっても2006年か)とかは聴いてないものの、フレイミング・リップスとやったダニエル・ジョンストンのカバーとかが非常に良かったので今後もいい曲を作ってくれるかと思ってたのに。合掌。

Sparklehorse – “Sick of Goodbyes”

「ZOMBIELAND」鑑賞

邦題は「ようこそゾンビランドへ」になるんだっけ?アメリカ人が「ショーン・オブ・ザ・デッド」を作ったたらこうなりました、というような映画。良くも悪くもストーリーが一本調子で、良くも悪くもキャラクター設定が皆無だったりする。要するに深く考えずに笑って観ろよ、ということなんだろうけど。

謎の原因により世界中の人々がゾンビになってしまったなか、奇跡的に生き残った主人公は女の子とキスもしたことがない内気な少年だったが、自分なりの生存のルールを身につけ、それに頼ることでゾンビの襲撃から逃れていた。彼は銃とトゥインキーをこよなく愛するタフな男に出会って一緒に旅をするようになり、さらに狡猾な姉妹に遭遇して西部を目指すのだが…というのが大まかなプロット。ただし具体的に主人公たちが何かを目指すといった目的が欠如しているため、90分弱の尺ながら中盤のビル・マーレイが出てくるあたりは結構話がダレていたような。

ウディ・ハレルソンの暴れぶりは面白いし特殊効果もよく出来ているし、笑えるところも多々あるものの、ゾンビ・コメディとしては「ショーン〜」に遠く及ばないかな。あっちはキャラクター設定がしっかりしていて登場人物にきちんと感情移入することができたからね。こちらは主人公がどうにか女の子と仲良くなろうとドギマギする点が面白いものの、ジェシー・エイゼンバーグは「イカとクジラ」や「アドベンチャーランド」で全く同じことをやってたので目新しさはなし(逆に言えばハマリ役なわけだが)。

もうちょっと脚本や演出を練れば傑作になったかもしれないのに、普通のポップコーン映画に留まってしまったのは残念なところ。続編の噂もあるみたいなので、次はもっと熟練した監督に任せればいいんじゃないかと。

ちなみにゾンビ映画をみる度に思うのですが、なんでみんなショットガンを使うんだろう。もっと連射が効く銃のほうが効果的じゃない?猟銃だから入手しやすいということなのかな。

来シーズンはマイノリティが主演のシリーズが増えるんだと

今年の秋に始まる新シーズンに向けて、アメリカではTVシリーズのパイロット版製作が本格的になってくるわけですが、今年は例年に比べてマイノリティが主役を演じる作品が多いという記事があった

ざっと読んだ限りではフォレスト・ウィテカーやマギー・Qといった人たちが主役を務める作品が作られるほか、主役ではないものの「ハワイ5−0」のリメイクにはダニエル・デイ・キムとかグレイス・パークなんかが出演するらしい。以前はマイノリティというと黒人かラテン系くらいに限られてたけど、最近はインド系とかアジア系も増えてきてるのは良いことですね。

しかし「ハワイ5−0」だの「ロックフォードの事件メモ」だの、相変わらず過去の作品のリメイクばっか作られるよな。映画のほうも続編とかリメイクとかゲームの映像化とかばっかりで、最近どこもアイデアが枯渇しているのが如実に感じられるのです。