ビル・ゲイツ、蚊を放つ

マラリア撲滅のために活動をしているビル・ゲイツが、こないだ会合に出席した際に「貧乏人だけが蚊に苦しむのは不公平です!」とかなんとか言って観客の前で蚊の集団を撒いたそうな

マイクロソフト離れてから面白いことやるようになったじゃん。巷では「マイクロソフトの人ってやっぱりバグ(虫)が好きなんだね」なんてコメントが飛び交ってるようですが。とりあえずこれが狂犬病撲滅運動でなかったことに観客は感謝すべきなんだろうか。

Slow Bob In The Lower Dimensions

ヘンリー・セリックのインタビューを読んでて知ったんだが、これって彼の作品だったんですね。昔よく日本のMTVでも放送されてたんだよな。やけに尻切れトンボな終わり方が長年気になってたんだが、本当はシリーズ化される予定だったわけなのか。続きはどんな展開になったんだろう。しかも音楽はザ・レジデンツだぞ。

huluの正体

>テレビ番組を垂れ流しにして、脳ミソをぐちゃぐちゃにしてしまう仕組みなんだそうな。本人たちがそう言ってるんだから間違いないだろう。でもこれってアメリカでしか使えないサービスだから、俺みたいにプロキシ経由で観ている物好き以外は日本人は安泰ということか。

しかしアレック・ボールドウィンって「30 ROCK」の成功以来、すっかりコメディ俳優になってしまいましたね。

「007/慰めの報酬」鑑賞

ダメ。前作で不満に思ったことがそのまま踏襲されている。一番ムカつくのは、悪役がサム・ライミ似の中間管理職のサラリーマン風情な猫背の中年男(当然弱い)だということ。世界征服を企む大富豪や、巨大兵器を建造するキチガイ科学者はどこに行ってしまったんだ!失脚した大統領にとりいって満足してるような偽エコ会社の社長なんか相手にしてどうするんだよ。奴の背後にある組織についてもろくに説明されないし。あとボンド・ガールがボンドとヤらないというのも非常に問題かと。

それとチェイス・シーンが多いのは結構なんですが、編集が粗いうえに競馬だのオペラだののシーンを挿入しているために何が起きているのかがとても分かりにくいことが多々あり。ここらへんは同じイギリス映画の「ホット・ファズ」から学ぶものがあるんじゃないでしょうか。

スクリーンを見ながらずっと、不敵に微笑むコネリー時代のボンドを懐かしんでいました。ボンドがいつまでもウジウジ悩んでるようじゃ、ねえ。

「THE WIRE」シーズン3鑑賞

ストリートだけでなくボルチモアの市議会での権力争いにも焦点を当てたシーズン。ボルチモアの市長がこないだ汚職で起訴されたなんて話を聞くと、現実世界でもあそこはドロドロしたものがあるんだなあと思わずにはいられない。

でもやはり一番観ていて面白いのは市議会の部分ではなく、麻薬組織の闘争によって増発する殺人事件を減らすためにバニー・コルビンが苦肉の策として生み出した「麻薬合法化区画」の創設から崩壊までの流れ。麻薬の取り締まりがなくなったことで見張り役の子供たちが大量失業するなどという描写は非常に興味深かった。こうした仕組みを考えなければならないほどボルチモアの治安は悪化しているということか。元巨人の上原はこんな街に行って大丈夫なのかおい。

あとこの作品の主要なテーマである「末端の人々の努力が、権力者の私欲によって潰される」という点は今回も顕著で、麻薬組織から抜け出し合法的に権力者になろうとしたストリンガー・ベルの運命が特に象徴的であった。これらはギリシャ悲劇に通じるものがあると書いていた人がいたけど、確かにそうかもしれない。

次はいよいよ全シーズン中最高の呼び名も高いシーズン4だ。