「Star Trek : The Experience」閉鎖へ

ラスベガスのストリップの端っこにあるヒルトン・ホテルのアトラクションとして長年客を集めてきた「Star Trek : The Experience」が今秋で閉鎖されるんだとか。最近のスタトレ人気の落ち込みぶりを象徴しているようでなんか寂しい。来年公開の劇場版公開まで生き延びることはできなかったか。

数年前に行ったことがあるけど、クワークのバーとかコスプレの人たちとか撮影用の小道具とかは全然面白いと思わなかったものの、やはりメインの「The Klingon Encounter」は良かったなあ。普通に観光してるはずがエンタープライズ号の転送室に入れられてて、「あなたたちの中にピカード船長の祖先がいます!クリンゴンの攻撃からお救いします!」とか言われてエグい動きをする移動座席に座らされ、ラスベガスまで戻ってくるというやつ。

そのあとにできた「The Borg Invasion 4-D」というのも体験者の話では相当面白いものだそうなので、いずれまた訪問したいなあと思っていたら閉鎖かあ。その後に何ができるんだろ。やはり「Paris Hilton : The Experience」とかかな。

ベタなオチですいません。

チェスボクシングの新世界チャンピオン誕生

すごくどうでもいい話だが、チェスボクシングの新世界チャンピオンの座を19歳のロシア人が獲得したそうな。

チェスボクシングとはその名のとおりチェスとボクシングを融合させたスポーツ(?)で、エンキ・ビラルのコミックにあったのをオランダ人のアーティストが本当に始めちゃったんだよな。それがヨーロッパでは着実に人気を得ているみたいで。

俺も数年前にこのオランダ人が日本人ボクサーと試合をやったのを観に行ったことがあるが、1ラウンド目はボクシングで殴り合い、2ラウンド目はテーブルを挟んでチェスで戦い、それが交互に続いていくさまはなかなかシュールで楽しかった。ただ日本人の選手がチェスをろくに知らないのが明らかで、素人まがいの手ばかり打ってるから最後はチェックメイトで終了したのがちょっと興ざめではあった。壮絶なダウンとか期待してたんだけどな。

やはり日本ではローカルルールで「将棋空手」とかをやった方がいいんじゃないだろうか。

「ドクター・フー」シーズン4終了

(以下ネタバレ注意)先週までは「デビッド・テナントが今シーズン限りで降板して、ロバート・カーライルが新ドクターになる」なんてウワサがまことしなやかに流れてたわけですが、結局は、まあ。

以前にも書いたように、全体的にシーズン3に匹敵する出来ではなかったかな。決して悪いシーズンではなかったんだけど、ドナがあまり面白いキャラクターではなかったことや、話がややパターン化してきたところなどもあって十分には楽しめなかったかと。最終回はプロットが凝りすぎてていまいち展開がつかみにくかったし、シーズン途中の「The Poison Sky」もそうだったけど「地球の危機」というネタを何度も出されると話のインパクトがどんどん弱くなってくんだよね。派手なドンパチがなくても「Blink」みたいにアイデアで勝負すればいいじゃん。

まあ良くも悪くも現在の「ドクター・フー」のスタイルを確立したラッセル・T・デイビスがこれで退場するわけで、2010年の次シーズンはどんな変化が待ち受けているやら。ちなみにローズとドナはもう登場しないだろうけど、マーサはまだ「現役」なわけだから、次シーズンもぜひ彼女には登場してもらいたいところです。

しかし今年は「ギャラクティカ」も「ドクター・フー」も終わってしまって寂しいなあ。

オペラ版「ザ・フライ」公開

以前にも書いた、デビッド・クローネンバーグ演出の「ザ・フライ」のオペラがパリで初上演されたとか。作曲がハワード・ショアなのは当然としても、指揮がなんとプラシド・ドミンゴらしいぞ。

公式サイトではプロモ映像が観れるのみだが、ここにあった舞台の映像を観る限り、悪趣味というか悪夢的なところの一歩手前にいるような感じがあってなかなかシュールではある。あの映画から「悲しい愛の物語」というコンセプトを抽出してしまうセンスが凄いよな。

コメント消してしまった

「ギャラクティカ」シーズン4(の途中)の記事のところにスパムコメントがたんまり届くようになったんでまとめて消していたら、最近の普通のコメントまで誤って消してしまいました。書き込みされた方、どうもすんません。悪意があってやったわけではありませんので…。