「REAPER」鑑賞

以前にコメント欄で推薦の言葉をいただいたCWの新作ドラマ「Reaper」を鑑賞。プロデューサーおよび第1話の監督はケヴィン・スミス。

主人公のサムは工具店でバイトしてるボンクラ青年だが、実は自分が生まれる前に父親が病気治療のため悪魔と契約を結び、息子が21歳になったらその魂を悪魔に渡すという取引をしていたことを知る。そこでサムの21歳の誕生日にさっそく悪魔がやってきて、地獄から逃げ出した魂(超能力を持っている)を退治する役目を彼に押し付けるのだった…というのが主なプロット。

こんな設定ですがシリアスな部分はほとんどなくて、コメディ版「バフィー」といった感じ。主人公とその取り巻きのボンクラさや、ホッケーリンクが出てくるところなんかはケヴィン・スミス色が出まくり。スミス作品の常として演出は決して上手くないけど、SFXとかは結構凝ってていいぞ。あと悪魔の役を「ツイン・ピークス」のレイ・ワイズが演じてて妙にハマってる。人がいいようで裏がありまくりのキャラを演じるとこの人は巧いね。

CWのシリーズなので視聴率の苦戦が予想されますが、本国の評判もいいようなので今後の健闘に期待しよう。

「LIFE IS WILD」鑑賞

iTunesストア経由で秋の新作ドラマ「LIFE IS WILD」を鑑賞。イギリスのドラマのリメイクで、お互いに連れ子をつれて再婚した獣医とその妻が、この家族には新しい環境が必要だねーということで南アフリカに引っ越すという内容。本国ではアフリカの「7th Heaven」と呼ばれてるそうだが、まあ確かにそんな感じ。セリフがわざとらしくて、登場する女の子がみんなブスなのも「7th Heaven」と似てる。

実際にアフリカで撮影されたと思われる映像はなかなか興味深いものの、南アフリカって世界でも有数の犯罪勃発地域なわけで、あんな牧歌的なサバンナって本当にあるんですかね。アフリカを舞台にしときながら登場人物の大半が白人だってのも何だかな、って感じ。

第1話では一家のアフリカ到着から始まって、バカ息子の愚行やら動物との出会いやらいろいろあって最後に一家だんらんのシーンで終わるんだけど、まるで2時間のTVムービーのダイジェストを観てるよう。つまり第1話でストーリーがきちんと完結しすぎてて、次回も観てみたいな、という気にはならないんだよね。まあ本国でも酷評されてるようなので、長続きしない作品でしょう。

ビル・マー 対 観客

ビル・マーが自分の番組で「9/11陰謀説を信じる連中はビョーキだ」みたいな発言をしたのに対して、陰謀説を信じる人々(最近はTrutherって言うらしいね)が観客として番組に潜入して抗議活動を行い、スタジオから追い出されたとか。こういうのは生放送につきもののハプニングだよな。

俺個人としては巷の陰謀論に関してはこう思ってるんですが:

・9/11はハイジャックされた飛行機の突入により起きた
・月面着陸はあった
・ロズウェル事件はなかった
・JFK暗殺犯はオズワルドではない

果たしてこれらが証明される日は来るんですかね。

「NEW ROSE HOTEL」鑑賞

クリストファー・ウォーケンとウィレム・デフォーという2大個性派俳優を主人公に、ウィリアム・ギブソンの短編小説をアベル・フェラーラが映画化した「NEW ROSE HOTEL」を鑑賞。他にもアーシア・アルジェントや(なぜか)天野喜孝が出演してるほか、坂本龍一やジョン・ルーリーなどもチョイ役で出てる。なぜこんなキャストが揃った映画が日本未公開なのかはよく分かりません。IMDBをはじめいろんなところで酷評されてる作品だけど、個人的にはかなり面白かった。

2つの巨大企業がしのぎを削る近未来、天野喜孝演じる天才科学者をライバル企業から引き抜くため、ウォーケンとデフォーはアーシア・アルジェントの色仕掛けを使うことにするが…というのが話のプロット。ギブソンの小説ってあの体言止めだらけの文体が苦手で「ニューロマンサー」しか読んだことないんだけど、全編モノローグである(らしい)原作にちゃんとセリフをつけ、チープなSFXなどを使わずに低予算ながらもエキゾチックな(舞台は日本)雰囲気を醸し出してるのは巧い。さすがに終盤の20分ちかいフラッシュバックは長すぎると思うが、深夜に酒でも飲みながら観るには格好の映画かと。もっと評価されていい作品。

それにしてもウォーケンが相手だと、デフォーのような役者でもごくマトモな人に見えてしまうんですね。