「華氏911」で使用されたNBCのニュース映像に出てた兵士が、「まるで俺が戦争に反対してるかのような映像に編集されている」ということでムーアおよびNBCを訴えてるそうな。この兵士はイラクで両手を失ったものの、戦争には反対してなんだとか。まあ戦争に賛成するか反対するかは個人の自由だろうけど、こういった場合って映像を売ったNBCと、それを編集したムーアの「両方」が敗訴するケースって考えられるんだろうか。ニュースなどの映像をどのくらい恣意的に編集してもいいのか、という意味ではちょっと興味深い訴訟になるかもしれない。 ちなみに兵士側の弁護士の名前はデビッド・リンチというらしい。
05/06シーズン 総合視聴率
今年もアメリカではTVシリーズのシーズンが終了し、秋まで観るものが減ってしまうのは残念。もっとも俺がコンスタントに観てたのって「ハウス」と「ギャラクティカ」だけなんだけどね。 んで今シーズンの視聴率の最終結果が発表された。1、2位は例によってあの俗悪歌謡番組「アメリカン・アイドル」。十分に予想された結果とはいえ、かたやイラクで自国の兵士が続々と死んでるのに、素人参加の歌番組なんぞにウツツをぬかしている連中ってなんか嫌だな。
それから下は「CSI」に「デスパレートな妻たち」「グレイズ・アナトミー」といったシリーズが続いている。「グレイズ・アナトミー」ってどこが面白いんでしょうか。1、2話を観た限りだと「白衣を着たアリー・マクビール」といった印象しか残らなかったんだけど。同じ医療ドラマなら100倍は面白い「ハウス」は10位と大健闘。「アイドル」の次の番組だというのが影響してるんだろう。
でも視聴率と作品の出来は必ずしも比例してるわけじゃないわけで、例えば「アレステッド・ディベロップメント」は…えーと…あ、123位か。打ち切られるのも無理ない順位だな。でも「ディベロップメント」は俺にとってTV史上に残る大傑作シリーズだったわけで、その早すぎる死を悼んで最近またDVDをよく再鑑賞しているのです。
Intel MacMiniでFinalCut5.1は動作するのか?
アップルの映像編集ソフトFinalCutは5.1からユニバーサルバイナリ化されてインテルCPU用に最適化されてるわけだが、公式サイトによるとグラフィックスカード周りの事情でMacMiniやMacBookは動かない…とされているんだけど、いや実は動くらしい、という話を最近聞いたわけです。 そして今日たまたまアップル本社で簡単な発表会みたいなのがあったんで、そこでズバリ尋ねてみたら「答えられる立場にないんです…」という、実に微妙な答えが返ってきた。これってつまり「実は動くんだけど、サポート外だから公式には動くと言えない」ということなのかな。
まあMacMiniにFinalCut入れてもナンボの世界なんだけど、PowerMac G5 2GHz DualとMacBookのパフォーマンスが同等、なんて話を聞くとG5がやけにトロく感じられてしまうのです。いったいPowerMacのインテル版はいつ出るんだろう。
「ドゥーンズベリー」での死者追悼
こないだの日曜版「ドゥーンズベリー」には、イラク戦争で死んだ兵士の名前が細かい文字でビッシリと書き連ねられていた。ギャグも風刺もなく、率直に哀悼の意を表したものになっている。 俺が知る限りこれが行われたのは2回目だが、前と違うのは「パート1」そして「来週へ続く」と書かれていること。つまり死者の数が多すぎて日曜版の6コマでも記載しきれなくなっているのだ。しかもこれは開戦時からの死者ではなく、前回の05年4月からの数。兵士の死者だけでもこれだけ多いんだから、イラクの一般市民の犠牲はかなりの数になるだろう。まさか「パート3」まであるんじゃないだろうなあ。
アメリカとイギリス国民だけではなく、我々日本人も「イラクには大量破壊兵器がある」という大ウソをつかれて戦争にかつぎ出され、底の見えない泥沼にはまり込んでるわけですが、これって絶対なんかマズいよねえ。
「宇宙戦争」鑑賞
今更ながら「宇宙戦争」のDVDをレンタルして観てみる。 つまらんすねー。
1898年に書かれた小説の設定を、そのまま現代に持ってきてもなんか意味がないような。小説では意外な展開だった結末も、いざ映像化されると非常にあっけないというか、それまでドンパチ派手にやらかしといて結局はそれかよ、といった感じ。もうちょっと話にアレンジを加えても良かったのに。ヤヌス・カミンスキーの映像スタイルもいいかげん飽きてきた。
それでも立派なSFXのおかげでダラダラ観るぶんには一応楽しめるものの、キャスティングが足を引っ張ってる感じ。スピルバーグ作品の必須キャラともいえる「ダメ親父」を演じるトム・クルーズは「マイノリティー・レポート」なんかと殆ど同じ演技だし、ダコタ・ファニングは相変わらず「無垢な少女」役で、そこに小生意気なバカ息子が加わって実にステロタイプな一家の出来上がり。それになんでシャベルを持ったティム・ロビンズは素手でチビのトムに負けてんだ。
大金かけて映画化する意義がどこにあったんだかよく分からない作品。とりあえずスピルバーグは「ミュンヘン」が面白いらしいので、そっちに期待します。