「シン・シティ2」の撮影開始はアンジェリーナ・ジョリーの出産待ちだとか。
どうも彼女は「A DAME TO KILL FOR」のエイヴァ役をやるみたいなんだけど、あの役をやるには顔が悪者すぎる(失礼)ような気がしないでもない。私生活でもフェム・ファタールな人なのは分かりますが。
んで同時に「LOST, LONELY and LETHAL」も映画化されるみたい。青い目のデリアは誰が演じるんだろう。個人的にはデボン・アオキが人を殺しまくる「FAMILY VALUES」が早く観てみたいのです。
「GLOBAL FREQUENCY」鑑賞
こないだ取り上げたアメコミ「Global Frequency」のテレビ版を鑑賞する。といってもこれはテレビで流されたことは1度もなく、パイロット版だけが製作されて、結局シリーズ化されなかったというもの。でも内容はそんなに悪くなかった。
ストーリーは原作の第1話を比較的忠実に追っていて、原作ほど派手なアクションはないものの、特殊効果なんかはそこそこ凝っている。通りすがりの主人公(?)がひょんなことからグローバル・フリークエンシーを手助けすることになる導入部や、彼と行動をともにする天才科学者がブロンドの美人だったりするのはいかにもテレビ向けのアレンジだけど、そんなに気にはならなかった。グループのリーダーであるミランダ・ゼロを演じるのはエンサイン・ローことミシェル・フォーブス。こないだの「ギャラクティカ」でのゲスト出演もそうだったけど、冷徹な女性司令官というのはこの人のハマリ役ですね。アレフ役のエイミー・ガルシアも結構いい感じ。全体的に雰囲気がちょっと暗いのが問題かな。コミックだとそこらへんがうまく緩和できてるんだけど。
シリーズ化にあたっては原作のファンからの熱心な請願もあったらしいが、もし原作のようにストーリーの中心人物が毎回変わるスタイルをとっていたらテレビ番組としては人気が出なかっただろうし、原作の醍醐味だったバイオレンス描写がテレビを表現できたとも思えない。でもこれよりヒドいSFアクション・シリーズなんて山ほどあると思うけどね。「ダーク・エンジェル」とかさ。ワーナー用に製作されたんで、ワーナーのトレードマークであるティーンエイジャーの美男美女が出てこない、という理由で却下されてたりして。
Windows XP Booting on Mac Contest Over
懸賞金まで出てた「インテル搭載マックでウィンドウズを起動できるか?」というコンテストの終了が発表されたみたいだ。これはつまり、起動に成功した輩が出たということらしい。今のところ具体的な起動方法については公表されてないものの、これはひょっとしたらスゴイことになるかもしれないなあ。ガセネタじゃないといいんだけど。
iPod Shuffle 早逝
半年くらい前に買ったiPod Shuffleが早くもお亡くなりになられた。会社のウィンドウズPCで充電してて、いつまでも「ハードウェアの取り外し」が出来ないのにムカついて強引に引っこ抜いたら、橙と緑のランプが点滅するだけで動作しなくなってしまった。これってiPodのせいなんだろうか、それともウィンドウズPCが悪いんだろうか。初期化しようにもパソコンが認識しないんじゃどうにもならないみたいだし、中古で買ったので保証も切れているのであります。なんてこった。
とりあえず別のをすぐ購入する予定だけど、前にも書いたようにShuffleだとポッドキャストを聞くのが不便なので、他のモデルにもちょっと興味がある。nanoの1GBモデルとか。でもMP3プレーヤーに高い金払うのってなんか嫌なんだよね。うーむ。
「GLOBAL FREQUENCY」読了
ウォーレン・エリス作のコミック「GLOBAL FREQUENCY」全12冊をダーッと読む。
これは1001人の様々な分野のエキスパートから構成された世界的組織「グローバル・フリークエンシー」の活躍を描いたもの。彼らはリーダーのミランダ・ゼロのもと、カルト教団のテロや暴走した人工衛星、さらには異星人からの侵略などといった危機に対し、各々のメンバーが特殊な技能を活かして世界を救っていくのだ。「ストームウォッチ」や「アーソリティー」「プラネタリー」の例を見れば分かるように、世界規模の活動をするグループもの、というのはエリスの得意分野ですね。登場人物の大半が毒舌家なのも彼のコミックらしい。「フリークエンシー」は「プラネタリー」ほど話が入り組んでないし、アクションも多めなので比較的気軽に読めるのがミソ。ストーリーはすべて1話完結で、登場人物もミランダ・ゼロとチームの連絡係であるアレフを除けば毎回違うので、前知識がなくてもすんなり読めるかもしれない。
また話によってアーティストが全て違うのが大きな特徴で、スティーブ・ディロンやジーン・ハ、デビッド・ロイドといった人たちがアートを担当している。サイモン・ビズリーやジョン・J・ムスといった、普通のシリーズだったら見かけないようなアーティストも参加していた。俺が知らないアーティストも何人かいたけど、みんな水準以上の出来になっていると思う。
聞くところによると、エリスはこの作品をテレビ・シリーズのスタイルをもったコミックにしたかったらしい。1話完結であるとことか、最後のページにクレジットが出されるところなんかは、確かにドラマの1エピソードを観ているのような感じにさせてくれる。そして実際に、この作品は1話だけテレビ化されているのだ。これについてはまだ未見なので、こんどまた詳しく書きます。