People’s Choice Awards

DVDで「AVENGERS」を観る。もちろんリメイクの映画版ではなく、オリジナルの白黒のやつ。日本でも「おしゃれ?探偵」という題名で放送されていたらしい。軽い007映画、といった感じでえらく面白い。60年代のTVシリーズなのにセットとか撮影とかが凝っているのだ。やはりBBCは偉大なり。

夜はCBSで「People’s Choice Awards」をやっていた。これから先、大トリのアカデミー賞までにいろんな表彰式が行われていくわけですね。「People’s Choice Awards」はその名の通り一般の視聴者の投票によって受賞者が決まるので、あんまり意外性のあるような受賞者がいない(つまり選考基準が世俗的)のがつまらないのだが、「華氏911」が最優秀映画賞に選ばれたのはちょっと意外だった。マイケル・ムーアのスピーチも立派なものだったし、案外アカデミーも狙えたりして。「Mr.インクレディブル」が「シュレック2」に負けたのは納得できない。

大混雑

美術館へ仕事に行ったら、何故かホリデーシーズンのとき以上にごった返していた。おかげで押し寄せる客の波に次々と音声ガイドの説明をしていく羽目になり、ノドが痛くなる。まあ英語の勉強になるからいいのだが。でも何であんなに混んでたんだろう。

大学

通いたいと思っているコースが来週から始まってしまうので、ダウンタウンにある大学にもう一度足を運び、通常料金で登録することができないかダメもとで聞いてみる。そしたらすんなり認められてしまった。やたら高い料金を払うようなことを言った前回の受付係は勘違いしてたのだろうか。どうも学生ビザだと外国人料金を払わないといけないのだけど、就労ビザでは普通料金でいいらしい。理由は不明。後になって追加料金を請求されないか不安ではあるが、とりあえずこれで「低予算映画の撮り方」と「カートゥーンの描き方」のコースに通えるようになった。後者は余興で。「脚本の書き方」のコースを一番とりたかったのだけど、定員になってしまったらしい。それぞれ1回3時間のクラスに毎週、3ヵ月通うことになる。

V FOR VENDETTA

アラン・ムーアの大傑作コミック「V FOR VENDETTA」にナタリー・ポートマンの出演が決定したとか。ポスターらしきものも出来ているのを見ると、ずいぶん製作は進んでいるということか。

監督は新人ということでよく知らないが、製作はワショウスキー兄弟。「マトリックス」以前から映画化を計画しているという話を聞いていたので意外ではないけど、「コミックでしか表現できないストーリーテリング」を信条とするアラン・ムーアの作品が、こうも次々と映画化されるというのはちょっと皮肉めいている。
でも全体主義政府に対抗するテロリストが主人公である「V」は、現在のアメリカの政治状況下できちんと映画化できるのだろうか。「リーグ・オブ・レジェンド」も「フロム・ヘル」も原作とは全く異なった映画になってたからなあ(それなりに面白かったけど)。