テレビ視聴者の平均年齢

アメリカの4大ネットワークの視聴者(リアルタイムで観てる人だけ。録画してる人は除く)の平均年齢が発表されたそうで、何とはじめて「50歳」という高齢の数字になったらしい。以前から年寄りネットワークと揶揄されていたCBS(平均54歳)はまだしも、ABC(50歳)NBC(49歳)FOX (44歳)と軒並み年齢が高く、ティーン向け番組を誇るCWでさえも34歳という数字だとか。

アメリカの平均年齢(38歳)が高くなってるのかもしれないが、要するに若者はインターネットとかゲームとかセックスに熱中していて、テレビなんか観てるのはジジババだけってことですかね。50歳っていわゆるM2層、F2層からも外れてるわけで、今後テレビからはゲームや化粧品のコマーシャルが消え、入れ歯のCMとかがバンバン流されるようになるのかな。

「ノー・カントリー」鑑賞

ハビエル・バルデムが強烈すぎ。

いくら迫真の演技とはいえ、あんなヤバい役にアカデミー賞あげちゃっていいのか。あの髪型といい話し方といい、怪しい雰囲気が全開で他の登場人物を完全に喰ってしまっている。やはりコーエン兄弟はこういうキチガイを扱うのが巧いな。

役者の話をすると、トミー・リー・ジョーンズは生粋のテキサンだけあってハマり役。ジョシュ・ブローリンは今までテレビ俳優のイメージが強かったけど、なかなか熱い演技を見せてくれる。あとスコットランド人のケリー・マクドナルドがテキサン妻を好演してたのは意外だった。

コーエン兄弟はここ最近作ってたコメディ路線から離れて、デビュー作の「ブラッド・シンプル」の延長線上にあるスリラーに戻ってきたわけで、初期の「ミラーズ・クロッシング」や「バートン・フィンク」が好きな俺としては今後もこうした作品を作ってもらいたいところです。あの終わり方は確かに賛否両論あるだろうけど、まあいいんじゃないですか。後味は悪いけどね。

「ギャラクティカ」シーズン4(の途中)

「ギャラクティカ」が4コママンガだったならば誰もが考えるであろうオチで本当に締めくくってしまったところが凄い。今後の展開がまるで読めないところも凄い。

「ギャラクティカ」ってグラント・モリソンのコミックに通じるところがあって、ストーリーの途中はあまりにもラリった展開が多すぎて一体何が起きるのか見当もつかないんだけど、根本にはちゃんとしたプロットが敷かれていて、物語が終わったときにやっと全ての展開が意味を成すようになるんじゃないのかな。最終回はいちおう収録済らしいんだが、放送されるのは来年だとか。ああ早く観てぇ観てぇ。

ちなみに最後のサイロンはカリー・ティロルだと思ってたんだけど、なんか微妙な展開になってしまいましたね…。

小6の6割が福井や徳島分からず 47都道府県の位置

「列島の白地図から全47都道府県の位置を選ぶ小6の問題では平均正答率は54・7%。福井や徳島、宮崎、島根の位置を間違えた児童が6割に上った。」だってさ

すまん。俺もそれらの県がどこにあるか知りません。こないだ宮崎で地震があったときも、日本のどこで揺れてるのか分かりませんでした(北にあるらしいことは分かったが)。最近やっと福岡と福島の場所を漠然と理解しました。昔から都道府県の場所と、人の顔と名前を覚えるのは致命的に苦手なのです。職場の人の名前も全部覚えてないくらいで。

さらに白状すると国内線に乗ったことないし、関西や九州にも行ったことがなかったりする。もっと国内を旅しないとあかんな。

「THREE SHEETS」鑑賞

最近はhuluとかで「Three Sheets」という番組をよく観ている。元々はMOJO HDとかいうケーブル局で放送されているもので、ザック・ランプリーというコメディアンが世界中を旅して各国のお酒を紹介するという旅行/グルメ番組。フォーマット自体は目新しいものではないものの、ザックのジョークや編集のテンポが軽妙なうえ、いろいろ紹介されるお酒の種類や文化について観るのが楽しく、つい何話も観てしまう。

こういうコメディアンによる紀行番組って、笑いをとるために各国の事実をねじ曲げて紹介してるような可能性もあるんだが、日本に来たときのエピソードを観た限りでは結構きちんと日本酒の文化とかを紹介してたみたい。俺はあまり酒が飲めないのですが、こういう番組を観ると、世界を旅していろんな所の酒とか料理を味わってみたいなあと思うことしきり。今年の夏休みはどこか行こうかな。

米iTunesストアにも無料で観れるエピソードがあるので、興味がある人はどうぞ。