12代目ドクター・フー決定!


And he’s still not ginger!

マット・スミスが年末のクリスマス・スペシャルで降板するにあたり、「次のドクターを演じるのは誰か?」という話題がロイヤルベイビーの性別くらいにイギリス国民(および世界中のオタク)を賑やかしていたわけですが、先週になって週末の生放送で新ドクターの発表が行われるとの情報が入り、そして公表されたのは…「The Thick Of It」のマルコム・タッカーことピーター・キャパルディ!

下馬評というかブックメーカーのオッズでは一番人気だったこともあり(あの人たちはどこから情報を仕入れてるんだろう)、マット・スミスのときのようなサプライズではないものの、リブートされてからは比較的若手がドクターを務めていたことを考えると、55歳のキャパルディの起用は大きな方向転換とも言えるでしょうな。彼は年を取りすぎているという批判もあるようだけど、ドクターってのはそもそも年取ってるものなんだよ!

「The Thick Of It」では死人も震え上がらせるほどの罵詈雑言をまき散らす「怖い人」のイメージがあるキャパルディだけど、ユーモラスなドクターの役をどう演じるのかな。演技力はバツグンの人なので不安などはまったくありませんが。あと彼は以前にも古代ポンペイの官僚の役で「ドクター・フー」に出てたり、トーチウッドの「チルドレン・オブ・アース」では準主役のような役回りであったのですが、そこらへんは無視されるのかな。

マット・スミスが去るのは残念ですが、キャパルディのようなベテランがドクターを演じるのなら今後の展開にも大きく期待できるでしょう。日本でもそれなりに知名度のある役者だし、いずれ日本での放送も…?

それではキャパルディ氏からのメッセージをお聞きください: