「アメイジング・スパイダーマン2」鑑賞


公開中なので簡単な感想をざっと:

・こないだ「ロボコップ」観た時も思ったんだけど、なんか話を詰め込みすぎて、描写しなければならないシーンが多くなり、おかげでかえって全ての場面がせかされたような感じになっている。2時間半近い尺なのに、話のフラグ立てばかりやっていてメリハリがなくなっているような?

・そりゃフランチャイズのキャラクターをいろいろ登場させないといけないだろうし、スピンオフ作品への伏線も張っておく必用があるのだろうけど、もっと各キャラクターの動機や心境を描いて話に緩急をつけないとさあ。グリーン・ゴブリンなんて「へ?なんで突然飛べるの?」といった展開だったし。

・その一方で、ピーターとグウェンの恋人同士の描写は相変わらず前作に続いて秀逸であった。前作のデジタルから35ミリに切り替えて撮影されたという陽光の中の2人のシーンとかは本当に美しい。マーク・ウェブはアクション映画なんか撮ってないで、フォックスに戻って恋愛映画を撮りなさい。

・前作はオズコープのセキュリティのザルさが叩かれていたが、レイヴンクロフト刑務所のセキュリティもひどすぎるだろ!そりゃ脱獄させないと話が進まないのは分かるが、あまりにもリアリティのないセキュリティには興醒めしてしまう。「ダークナイト」あたりをもっと参考にするように。

・ピーター、ポスターの趣味がジジくさいぞ。

・あれ、エレクトロというよりもドクター・マンハッタンでは…。

・床に叩きつけますかそうですか。

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