とてもよく出来た作品ですよ。何を書いてもネタバレになりそうな内容なので、感想を手短に。
・ジョー・ジョンストンのレトロ趣味が合っていた前作に対し、こちらは70年代スリラーの雰囲気を漂わせて、現代におけるキャップの存在意義をうまく描いている。コメディ畑の、あまり手がけた作品も多くない監督にこれだけの大作をまかせて、ちゃんと結果を出させているところが凄いなあと。
・原作をうまくアレンジして、プロットやキャラクターを詰め込みすぎずに、あくまでも映画として楽しめる内容になっている。ここらへんは「アメスパ2」と違って、既にフランチャイズが確立されている側の強みだろうな。
・その一方で、今回の展開とエンドクレジット後の映像が、アベンジャーズ続編(というかウルトロンそのもの)とどうつながるか予想もつかんのですが、そこは胸をときめかせて期待しときましょう。
・「アイアンマン3」でもA.I.M.のメンバーはユニフォーム着てなかったけど、ヒドラの諸君にはぜひこれやって欲しかったな:
・いままで映画のなかでトリスケリオンが言及されたことってあったっけ?
・ギャリー・シャンドリング、ちょっと不安な太りかたをしてるな。