「コルベアー・レポー」最終回

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ついにこの日が来てしまった。おれ2005年の放送開始時から全エピソード観ているわけで、それだけ愛着のあった番組が終ってしまうのは残念だなあ。フィナーレは番組の過去のゲストが大勢揃った合唱で大いに盛り上がったのでした。ヘンリー・キッシンジャーなんかよく連れて来れたな。

「デイリーショー」のスピンオフとして始まった番組だが、番組としてのスタイルが確立されたあの番組に対し、「レポー」はスティーブンが大統領選挙に出馬したり、冬季オリンピックチームのスポンサーになったり、イラクに行ったり、スーパーPACを立ち上げたりと、とにかく何でもありの展開がものすごく面白かったのですよ。この番組がきっかけで、あの伝説的なブッシュ批判のスピーチが生まれたことも憶えておくべきだろう。

ご存知の通りスティーブンはこのあと(というか来年夏な)デビッド・レターマンの後任として「レイトショー」の司会者になるわけですが、おそらく「レポー」のときほど好き勝手は出来ないんじゃないだろうか。レターマンと当分のあいだは比較されるだろうし、「右派の論客」というキャラクターを演じられるわけでもないから。とはいえまだ若いんだし、今後の健闘を期待したいところです。

そして前にも書いたが、「Colbert」は「air」や「bear」と韻を踏むんだからな!それにあわせて「Report」も「t」は発音しないの!日本語版ウィキペディアに「コルベア・リポート」という項目を作った奴は万死に値する。おれはそれを危惧してスティーブンの項目のところに「「Report」を「レポー」と読ませる」と書いておいたのに、どこぞのマヌケが「個人的な理由」で「レポール」とかに修正してるし、正しい表記が日本ではあまり浸透しなかったのが少し残念。

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