「The Nightly Show with Larry Wilmore」鑑賞

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昨年末に終了した「コルベアー・レポー」の後番組で、ホストを務めるのは「デイリーショー」の「黒人特派員」ことラリー・ウィルモア。日本では知られてない人ですがハリウッドで「The PJs」や「The Bernie Mac Show」などをヒットさせた、プロデューサー兼ライター兼コメディアンというマルチタレントなのですよ。

当初は「コルベアー・レポー」にあやかって「Minority Report」(レポーなのかレポートなのかは知らない)という番組名になると発表されてたのだけど、やはり映画の「マイノリティ・レポート」と紛らわしいということで今の名前に落ち着いたらしい(ちなみにあっちもTVシリーズになるみたいね)。

初回を観た限りでは、前半が時事ネタに関するモノローグで、後半が「特派員」やゲストを招いてのパネルディスカッションという形になるみたい。ゲストにはタリブ・クウェリや議員のコーリー・ブッカーなんかが登場していた。パネルディスカッションという点ではビル・マーの番組に雰囲気が似てるかな?ウルトラ保守というキャラクターを演じていたコルベアーに対し、ウィルモアはもっと普通のホストといった感じ。飄々として毒を吐くスタイルは「デイリーショー」のときから変わってませんね。

マイノリティに焦点をあてた話が続くため日本人にはとっつきにくい内容になるかもしれないけど、最近のアメリカでは黒人がホストを務めるトークショーがことごとく打ち切りの目に遭っているので、コメディ・セントラルという(比較的)マイナーなチャンネルであっても長続きして欲しいところです。毎日がお祭りのようだった「コルベアー・レポー」を超える番組になるかは分かりませんが、俺は見続けます。

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