Trekkies Bash New Star Trek Film As ‘Fun, Watchable’
「スター・トレック」の新作劇場版は観てて面白いため、つまらなかった今までのスタトレ映画の伝統を破っている!というオニオンのいじわるニュース。実際にハードコアなファンたちはチェックリストを用意して、新作がどこまで伝統に忠実かチェックするなんて記事もAP通信で紹介されてた。この記事にも書いてあるけど、新作のストーリーはタイムトラベルが絡んでるのが気になるんですよね。J・J・エイブラムスがスタトレの歴史を変えて、しれっとした顔をされそうな。まあでも内容が面白ければそれでいいんですが。
ちなみにつまらないスタトレ劇場版の話になると「スター・トレックV」が必ず挙げられるけど、あれはあれで年取ったキャストがシャトナー監督のもとワイワイやってるようでそんなに嫌いじゃないんだよな。確かにTOS版のなかではいちばん出来が悪いかもしれないが。TNGのものも含めるのならば「叛乱」が圧倒的に駄作だったと個人的には思う。あと「ネメシス」は叩かれすぎだと思ってまして、確かにアクション・シーンとかをテコ入れしようとして失敗したものの、少なくとも努力したことは感じられる佳作だと思ってるんだけど。
ついでに書くとTVシリーズ版は、TOSを除けば最も出来が良いのは間違いなく「ディープ・スペース・ナイン」。日本だといまいち受けが悪い印象のあるシリーズだけど、あれがいかに素晴らしい作品であるかはまた機会のあるときに書きます。