DCコミックスの大イベント「INFINITE CRISIS」の最終話である#7を読む。途中での感想については以前に書いたけど、いざ読み終わっても、まあ、何というか、「悪くはないんだけどメチャクチャいいわけでもない」シリーズだったなあ、という感じ。「ZERO HOUR」よりは良かったけどね。 ヒーローたちが悪党と壮絶に戦うシーンなんかはかなり面白いんだけど、やはり気になってしまうのが黒幕の正体。シリーズの前作にあたる「CRISIS ON INFINITE EARTHS」でアレックス・ルーサーやスパーボーイは美しく別世界へと旅立っていったわけで、そんな彼らが悪者となって戻ってくる動機付けがどうも弱いように感じられるんだよね。うーん。最後に惑星型グリーン・ランタンであるモゴが登場したのはマニア心をくすぐられましたが。
まあこのイベントによりDCユニヴァースは相当変わるみたいなので、今後の展開に期待しましょう。