今年観とくべきだった作品


「タイム」誌が選んだ今年のナンバー1テレビ番組は「Battlestar Galactica」だと昨日書いたけど、じゃあ映画のナンバー1は何かというと、鬼才ヴェルナー・ヘルツォークのドキュメンタリー「Grizzly Man」なんだそうな。これは「オニオン」なんかでも高い評価を受けている作品で、アラスカの熊さんたちとお友達になろうとして、逆に凶暴なグリズリー熊に喰われてしまった環境活動家ティモシー・トリードウェルの姿を追ったものらしい。夢を追いかけて破滅するトチ狂った男の物語、というのはやはりヘルツォークの得意とするところなんだろう。 実はこの作品、今年の6月くらいにトロントで開かれたドキュメンタリー・フェスティバルに出品されてて、観に行きたいなと思っていたものの結局行かなかった作品なのです。映画祭ってこのように後から話題を呼ぶ作品が結構混じってたりするんだよなあ。あー観とけばよかった。

それともう一つ観とくべきだったのが、同じく「タイム」誌がテレビ部門の4位に選出してる「Sometimes In April」。「ホテル・ルワンダ」と同様にルワンダの虐殺を扱ったTVムービーなんだけど、こっちはトロントで既にDVDレンタルされてただけに、借りてリッピングしとけばよかったと後悔ひとしきり。

またトロント行くかー。寒そうだけど。