アメリカ最良のニュース源である「ONION」(今週のインタビューはジョン・カーペンターだ!)に対し、大統領の印章(右図のやつ)をサイト上で勝手に使うなと、ホワイトハウスが警告してんだとか。いちおう著作権侵害にあたるらしいんだけど、オニオンのネタにもならないくらいのクダラない話だよなあ。パロディ・サイトを訴えることなんかより、他にもやることは山ほどあるだろうに。 ちなみにラモーンズのかの有名なロゴは何で訴えられなかったんだろう。印章そのものでなく、加工してパロディにしてたからかな。
投稿者: Kingink
Sin City…. the TV series??
AICN経由で英ガーディアン紙より。新スタジオ設立がうまくいってんだかどうなんだかイマイチ分からない。元ミラマックスのワインシュタイン兄弟の企画の1つに、「シン・シティ」のTVシリーズ化が挙げられてるそうな。他にもマット・デイモン主演の映画「ラウンダーズ」のシリーズ化も企画されてるとか。
映画のTVシリーズ化っていうのは特に目新しい話ではないけど、「バフィー」を除けばあまり成功した例がないと思うので、今回の話もどうなんでしょ、という感じ。そもそも「シン・シティ」はTVシリーズ作れるほど原作がそんなにないんだけど。TV版オリジナルの話を作ることをフランク・ミラーが許可するとも思えないし。どうなることやら。
むしろAICNにも投稿されてるように、HBOあたりで「100 Bullets」をシリーズ化してくれたら面白そうなんだが。最近はヴァーティゴ作品の映画化が目白押しなので、そろそろTVシリーズの1つも出てきてもいいと思う。
ウィキペディアとレジデンツ
ちなみに就職期間中、空いた時間(たくさんあった)を利用してウィキペディアに「レジデンツ」の記事を翻訳して投稿しときました。ヒマな方は一瞥をどうぞ。何故か某巨大掲示板にレビューが載ってて、「直訳気味で読みにくい文章」とか何とか書かれてた。文章が下手で悪かったね。わざと格調の高そうな文章にしてみたつもりだけど、やはり読みにくいかな。 他にもソニック・ユースとかザ・フォールとかキャプテン・ビーフハートとかも訳したかったんだけど、バンド関連の翻訳はディスコグラフィーのチェック(邦題とか)が面倒なので投げ出しました。あと「空飛ぶスパゲッティ・モンスター」も訳してみたいけど、マイナーすぎるネタかなあ…と思ってたら、何といつの間にか翻訳がされてるではないか!翻訳した人、偉すぎ。どうも日本語が変なのも目をつぶろう。
THE RETURN OF THE KING (何を偉そうに…)
とりあえず仕事と住む家が見つかったんで、ブログを再開しますです。更新してない間にでも1日に20件くらいヒットがあったようで、閲覧してくれた方・トラックバックを送ってくれた方、どうもありがとうございました。以前のように毎日更新はできないだろうけど、なるべく中身を新鮮に保ちたいと思う次第です。 しかしカナダから帰ってからもうすぐ4ヶ月になるけど、なんか就職活動にやたら時間がかかったなあ、という感じ。初の転職だし、映像業界という狭い分野での職探しだったので、容易ではないことは想像してたけど、それでも長かったと思う。この業界の会社ってオープンでは人材募集してないものの、人材紹介会社なんかには結構求人募集が来てるんだけど、その大半が「小売り業界でのマーケティング経験者希望」という、俺とはいまいち関連のない職種だったため、箸にも棒にもかからない毎日を過ごしていたわけです。でもさ、靴とか化粧品とか売ってた連中に映画やテレビ番組の売り方が分かるものでもないだろうと思うのだけど。そんなところまでハリウッドのマネしてどうすんだろう。
あといろんな人材紹介会社に赴いていったけど、ああいうところもピンからキリまであるもんですね。それなりに親身になって職を紹介してくれるところもあれば、偉そうなこと言ってるわりには何1つ職を紹介してこないとこもあるし。意外にもいちばんダメだったのが業界大手のリクルートエイブリックで、まず診断をするっていうから経歴書を送ったら、「ご経歴に沿うものがございませんでした」と言ってきたから、まあ特殊な業界だから仕方ないかな、と思ってたら後にグダグダと言い訳を書き連ねてて、「うちは即戦力になる人を探してますから…」といったことを書いてたから、即戦力にならなくて悪かったな、とムカついた次第です。しかも「うちで扱ってる情報は全体のほんの数パーセントでして…」みたいなことも書いてたけど、じゃああれだけ偉そうに宣伝してるのは何なの?と思ってしまうし、しまいには「求人紹介を希望の方はアンケートに返答ください…」なんて最後に書いてきてたけどさ、アンケートなんかよりも何倍も詳しい情報の載った経歴書を送ったってのに、あんたら何を基準にして求人紹介してるわけ?
就職については他にも言いたいことがあるけど、愚痴ばかり書いてても仕方ないのでやめます。
ちなみに就職中はホシガリマセンカツマデワ、ということで映画もDVDも鑑賞を自粛してました。海外に比べると日本の映画館の入場料が詐欺のように高く感じられるってのもあるけど。「宇宙戦争」なんかは早速DVD化されるそうで、こうなるともう劇場に行くのやめて、3ヶ月くらい待ってDVDを買った方がずっと得なんじゃないかと思ってしまう。ちなみに「ファンタスティック・フォー」は…見とくべきなのかなあ。あれって俺が読んで育ったFFとは別物のように思えるのですが。「シン・シティ」はヒットしてるようで、その一方で「銀河ヒッチハイク・ガイド」は誰も観てなさそう、というのは予想通りか。しかし韓流ブームがここまで長続きするとは思わなんだ。個人的にはまるで興味ない分野だけど、今じゃどこの会社もハリウッドより韓国作品、という風潮のようで。今年のハリウッド映画にろくなヒット作がない、というのも影響してるのだろうけど。
それでもってスランプ続きの劇場映画と、販売の伸び率が落ちてきたDVD市場というダブルパンチにあえいだメジャー・スタジオが次なる資金源として目を向けているのがオンラインでの映像送信で、これはここ数ヶ月の間にアメリカだけでなく日本でもいろんな会社が動きに動きまくっているという感じ。多くのスタジオが映画関連のドットコム会社を買収したり、楽天がTBSの株を取得したり。マイクロソフトも参入してくるというから、来年あたりは競争が本格的になるかなあ…と考えてたら、なんとアップルが今週からABCのテレビドラマの配信を始めてしまった。最初はミュージックビデオだけの販売かと思ってたけど、うまくピクサーとの契約をちらつかせて、ジョブスがディズニーに言い寄ったんだろうなあ。俺もそういった系統の会社に就職したのだけど、こんなに多くの会社が参入してる市場で生き延びれるのか実に不安なところです。ちなみになんかアメリカの会社はライブラリ、つまり過去の作品の権利確保に力を入れるのに対し、日本の会社は番組の制作能力に力を入れているような気がするんだけど、これって見当違いでしょうか。
まあそんなこんなで、映画や海外ドラマやアメコミの話などをダラダラと書き連ねていきたいと思うので、今後ともよろしくお願いします。
更新停止
いよいよカナダ最後の日になってしまった。これから空港に出発します。 日本でのサラリーマン生活からの変化を求めて去年の10月にトロントへ来たわけだが、以前にも3回ほど海外に住んだことがあるので(イギリスに2回、アイルランドに1回)、実のところ「これが海外生活ってやつか!」的な感動はあまりなかった。カナダは初めてとはいえ英語圏での生活は慣れていたので、何を期待して何を期待していけないのか、事前にどことなく分かってるようなところがあったのです。むしろ日本にいるときにずっと「また海外に住んでみたい」という漠然とした欲求を常に抱えていたので、それを満たすためにカナダへ来たのかもしれない。この欲求を満たしたいま、日本に帰ってマイホームを30年ローンで購入して、ジーザス&メリー・チェインとかが好きそうな女の子とでも結婚して、老いて死ぬまで日本に住み続けることになるのか、それともまた海外に住みたくなるのか、将来のことは何とも分からない。一つの場所に延々と住み続けることに対する、もやもやとした嫌悪感を感じてるのは確かだけど。
別に語学学校とか大学に通ったわけでもないし、きちんとした職に就いたわけでもないので、自分がカナダで何を得たのかということを明確に説明することは難しい。とりあえずボランティアをしてテレビ番組のエキストラをやって、大学の短期コースに通って、あとは映画ばかり観てました、というのが正直なところか。これが良いことなのか悪いことなのかは、今のところ何とも言えない。ワーキングホリデーのビザは10月まであるので、残りの4ヵ月で何か確固としたことに挑戦してみてもいいんだけど、とりあえず日本に帰ります。
いちおう弁明がましいことを述べさせてもらうと、上記したように海外の生活には慣れてたのでそれなりに時間を有意義に使うことが出来たと思うし、自分が望んでいた通りの生活をすることが出来たと思う。日本の知人のうちには、海外に渡る人ってみんな「デカイこと」をやりそうだと思い込んでる人がいるみたいだけど、変に期待されても困るんだよなあ。
日本に帰ったら暑いなか就職活動をしなければならないわけで、望むらくは以前みたいに映画・ビデオ関係の仕事につきたいけど、さてどうなるんでしょう。以前カナダに発つ際に海外の知人たちに「カナダでなんかいいツテ知らない?」とメールしたら誰からも返事がこなくて、最近も日本の知人たちに「帰国するんでなんかいい仕事知らない?」とメールしたら誰からも返事がこなくて、いかに俺が人気ないかをひしひしと認識してるところですが、これも俺の不徳のいたすところであります。あまりいい仕事が見つからなかったら、少なくとも暑いうちは家に引きこもってウィキペディアの翻訳でも手伝おうかな。
まあ何にせよ、帰国したら今よりもずっと忙しくなると思うので当ブログの更新は停止させていただきます。トロントで入手してまだ観てないDVDとかがあるんで、いずれまた感想とかを書き込むかもしれないけど、不定期な更新になるでしょう。今までトラックバックを送ってくれたり、コメントを書き込んでくれた方々、どうもありがとうございました。1日に30〜40ヒットくらいの小さなブログだったけど、ここに書かれている情報が誰かの役に立ってくれれば幸いです。サイトは度々チェックしますので何か意見があれば気軽に書き込んでください。
では。