「スターウォーズ:エピソード3」のコミック版を書店で立ち読みする。
ネタバレしまくり。読むんじゃなかった…。 既に観た人のレヴューを読む限りでは、今作は前2作にくらべて相当出来がいいみたいだ。
いよいよ来週公開です。
「スターウォーズ:エピソード3」のコミック版を書店で立ち読みする。
ネタバレしまくり。読むんじゃなかった…。 既に観た人のレヴューを読む限りでは、今作は前2作にくらべて相当出来がいいみたいだ。
いよいよ来週公開です。
「スーパーマン」や「バットマン」の出版元であるDCコミックスのロゴが約30年ぶりに新調されることになるらしい(右図参照)。そんなに悪いデザインじゃないとは思うけど、20年以上も以前のロゴに親しんできた身としてはなんとなく寂しいものを感じる。 俺がDCと出会ったのは、子供の頃に住んでたイギリスのケンブリッジにあるマーケットの古本屋でコミックを漁ってたのがきっかけだった。当時はたしかマーヴェルはマーヴェルUKを運営してたはずだからマーヴェルのコミックの方が比較的入手しやすかったものの、そのどれもが白黒のリプリント版で、オリジナルのエピソードがコマ切りにされてダイジェスト版にされているような、お世辞にも出来のいいものだとは子供心にも思えなかった(但しリー&カービィの「ファンタスティック・フォー」のポケットブック版は今でも俺の宝物である。カービィのアートは白黒のほうが映えると思う)。
それに比べ、DCのコミックはすべてがアメリカからの輸入品であったから、全ページが彩色され、大抵の場合はストーリーが1冊で完結してたから、英語が分からなくてもアートを見てるだけで話が理解できたのだった。こうして俺のDCびいきは幼少時に「刷り込み」が行われ、現在にまで続いてるのだ。あと90年代初頭にあったバブル期にDCはマーヴェルほどアコギな商売をしなかったことや、イギリスの才能あるライターたちが大人向けの「ヴァーティゴ」レーベルで活躍してることなども関係してるかな。
新ロゴのもとで、これからもいい作品を出してってください。
ダラダラと生きてきたら31歳の誕生日を迎えてしまった。
自分が30代であるということを1年かけてやっと自覚したような気がする。
今年は海外にいることもあり、とりあえず1人で誕生日を迎えてます。
毎年そうだけど。 まあ普通に生きてれば年はとるもんだし、31になったからって物事が大きく変わるもんでもないか。
幸か不幸か、結婚願望やマイホーム願望なんてのは全然ないので、自分にとって楽しいことやってればそれでいいかな、と思います。
ただカナダでのんびり暮らして、映画を観にいったり、家でDVDを観てんのはそれなりに楽しいのだけど、このまま長居するわけにもいかないので、来月にでも日本へ帰国する予定です。
よって何かいい仕事を知ってる人がいたら、非公開でコメント欄に書いておいてくださいませ。自分は一応映像/放送業界の出身で、権利交渉・営業・制作の一通りの知識はあります。
人に言わせると協調性に欠ける性格だそうです。
「麻薬の売人は大金を得てるはずなのに、なぜ親と一緒の家に住んでいるのか?」とか「水泳プールと銃はどちらが危険か?」といった日常の素朴な(?)疑問を斬新な視点から解説し、その裏にひそむ社会性や経済力の意外な真実を解説して話題になっている本「FREAKONOMICS」を書店でパラパラ読む。 「犯罪率が減ったのは胎児中絶が認可されたからではないか?」という部分がアメリカで論争を呼び(ろくでもない環境で育つ子供が減った、という論旨らしい)、これを書いてる段階ではアマゾンで売上第3位のベストセラーになってる本だが、第1章の題が「学校教師と相撲力士の共通点は何か?」だったのには驚いた。
これはつまり「教師は自分のクラスが落ちこぼれの集まりだと思われたくないので、ズルしてテストの点数を水増しする。そして勝ち越しのかかった力士は、相手の力士とズルをして八百長勝負で勝たせてもらう。つまり教師も力士も、自分の利益に関わるところでズルをしてるのである」ということらしい。きちんと読んでないので賛成も反論もできないが、作者は千秋楽で7-7、つまりあと一勝で勝ち越しの力士が実際に勝つ確立が異様に高い(特に人気のある力士)というデータを挙げ、大相撲には八百長があるんじゃないかと書いている。
大相撲の八百長疑惑は今に始まったことじゃないが、アメリカでベストセラーになってる本にこんなことが書いてあるとは思わなんだ。個人的に相撲は大好きだが、ただでさえ人気が低迷してるってのにこんなことを書かれたんじゃ、外国人の観客も減ってしまうんじゃないか?
玄人受けのする脚本家/監督であるデビッド・マメットの映画「STATE AND MAIN」をDVDで観る。 ヴァーモント州の小さな町に映画の撮影隊がやってきて巻き起こす騒動を描いた群像劇で、ティーンの女の子にすぐ手を出す主演男優(アレック・ボールドウィン)やヌードになるのを拒否するバカ女優(サラ・ジェシカ・パーカー)、時代劇なのにコンピューター会社の広告を入れようとする監督(ウィリアム・H・メイシー)、撮影が始まってるのに脚本を完成させてない脚本家(フィリップ・シーモア・ホフマン)など、なかなか豪華なキャストがそろってドタバタやってるのが楽しい。撮影スタッフを利用して利益を得ようとする地元の政治家や市長の妻なども絡んできて、映画製作の裏側をうまく風刺した作品になっている。予想もしなかったトラブルに直面して、どんどん映画の内容を変更していくスタッフの姿が見ていて笑える。
ややセリフが多くてペダンティックになる部分がある(特にホフマンのシーン)一方で、詳しい説明を避けて観客の想像力をかき立てるような演出が巧み。抱腹絶倒するような映画ではないが、よく出来た小品。