図書館

基本的に1日中仕事をしてたが、午前中にジムへ行ったついでに、やっと改築が終わって再オープンした近所の図書館に行ってみる。トロントに来た時からずっと改築してたので、中を見るのは今回が初めてである。

建物自体は少し大きな家を図書館に改造したような雰囲気で、中は狭いものの本はそれなりに揃っている。コミックスも置いてあるのがうれしい。DVDも貸し出しをしているので、ジョン・ランディスのドキュメンタリー「SLASHER」を早速借りてくる。でも最近は仕事が忙しすぎて、DVDを観てるヒマがないのだが。コメンタリーとか特典がわんさか付いてるDVDって、観るのにやたら時間がかかるよなあ。

Bloor x Yonge

相変わらず仕事が忙しいが、ちょっと時間をつくって久しぶりにダウンタウン北部のブロアー通りとヨング通りの交差点あたりをぶらつく。一応トロントの中でも高級な店が並んでいるとされるエリアである。もっともニューヨークや銀座などにくらべれば無味な印象は否めない。そこでふと気づいたのが、日本人の観光客らしい人たちが他のエリアに比べて多いなあということ。海外旅行の目的がショッピングだという人は沢山いるはずだから別に不思議ではないのだけど、真冬にトロントへ観光に来る人ってどのくらいいるのだろう。

FF

「ファンタスティック・フォー(以下FF)」のトレーラーがウェブ上にアップされていた。ここ最近フォックスが力を入れているマーヴェル・コミックス原作のアクション映画だけど、スタン・リー&ジャック・カービィの黄金コンビが担当してた頃の作品群を読んで育った者としては、トレーラーを観る限り、あんなのFFじゃねえ、とつい思ってしまう。

今通っているマンガ教室のテキストがリーとジョン・ビュセマの「How To Draw Comics The Marvel Way」であることは以前にも書いたが、ちょうどこの本にドクター・ドゥーム(FFの宿敵)の良い描き方とダメな描き方が紹介されている。何が良い描き方なのかというと、実際のプロポーションよりも腕や足を強調して、重量感たっぷりに描くことで悪役らしい雰囲気が出てくるということらしい。そしてダメな例として挙げられている、ヒョロっとしたドゥームの姿が、今回の映画版ドゥームにやたら似ているのだ。ザ・シングもそうだけど、何だよあの着ぐるみのような格好は。

観てない映画をケナすことはしない主義だけど、FFというコミックは家族愛や正義感、センス・オブ・ワンダーといった要素が凝縮された作品であったわけで、ファンとしては軽々しく映画化してほしくないのである。ましてや「Mr.インクレディブル」(メンバーの特殊能力がよく似ている)がFFを見事に換骨奪胎してしまったので、今さら実写でやってもねえ…という気がして仕方がない。でも多分観に行くだろうけど。ちなみに今こちらでやってる「エレクトラ」は流石に観に行く気がしない。「デアデビル」で後悔した経験があるので<

映画教室の2回目

夜は映画教室の2回目。脚本の正しいスタイルなどについて学ぶ。細かく規定されたフォーマットに沿って書かないと、どんなにいい内容でも無視されてしまう可能性大なので重要な事である。あとは低予算映画における初歩的な注意事項(夜間撮影とか子供や動物の起用は金がかかるら避けろ、とか)を教えられる。いろいろためになって面白いのだけど、北米の映画業界と日本のそれは仕組みがえらく違う(はず)だから、ここで勉強しても帰国した際にはあまり役立たないのかなあ、という一抹の不安がなくもない。

Pentagon spurned plan for enemy aphrodisiac

「敵陣に強烈な媚薬を送り込み、兵士間の同性愛行為を誘発することにより戦闘どころじゃなくする攻撃方法」がペンタゴンで提案されていたことが明らかになったとか。これって「リングワールドの玉座」に出てきたヴァンパイアの攻撃方法そっくり。小説ならそれなりに緊迫感があって印象的だったけど、現実世界ではかなりマヌケに聞こえる。他にも「害虫や動物を呼び寄せる薬を散布する」なんて案があったとか。