宇宙空母ギャラクティカ

Sci-Fiチャンネルのリメイク版「宇宙空母ギャラクティカ」の新シリーズを観る。オリジナルは観たことがないし、昨年やったミニ・シリーズも観てないけど、評判が良かったのと「ディープ・スペース・ナイン」のライターだったロナルド・ムーアが大きく関わっていることに興味を引かれたのだ。内容は「DS9」を徹底的に暗くした感じで、えらく面白い。「故郷を破壊され、追われる人々」の絶望感と焦燥感がよく表現されていると思う。最近のシリーズの流行りとして、カメラが揺れすぎてるきらいはあるが。主演はエドワード・ジェームス・オルモスはヒゲを剃ったら別人のようだ。ぜひ来週も観よう。

画材一式

日本からの仕事がかなり忙しくなってきたので、今日も部屋にこもってセコセコと仕事をしている。おかげで映画も観れないし本も読めない。ボレンティアの仕事が終わる再来週からはもうちょっと時間の余裕ができるだろうか。

夕方になって気分転換も兼ね、大学の授業に必要な画材一式を買いに出かける。画材それぞれの値段は日本とそんなに変わらない。つまり高い。まあ授業のためだから仕方ないのだけど。

初給料

日本からの仕事がかなりしんどくなってきたので、朝から喫茶店でテキストの確認をする。どんなに働いてるつもりでも遅々として進まないのは何故なんだろう。

午後はエキストラのエージェントのオフィスに行き、先月やった仕事の分の小切手をもらう。これがカナダに来てからの初給料ということになる。エージェントとも少し話をして、仕事をもっと回すと言われたのがよかった。でも最近は日本からの仕事にえらく時間をくわれているわけだが。早速小切手を換金しようかと思ったけど、銀行口座を開いていないので容易には換金できないらしい。残念。

基調講演

「青色LED訴訟」に関するスラッシュドットとスラッシュドット・ジャパンの各記事を見ると、日本とアメリカの物の考え方の違いが分かって面白い。この訴訟の詳細は知らないので大きなことは言えないが、すぐ「金の亡者」とか「売国奴」とか書き込む日本の連中って何なんだろう。まあスラッシュドット・ジャパンにチンケな書き込みが多いのは今に始まったことではないが。

午前中は昨日のアップルの基調講演をストリーミングで見る。スティーブ・ジョブスが2時間喋りっぱなし。ソニーの社長が登場したのは驚いたが、ジョブスにカモにされたんじゃないだろうか。
発表されたアプリ群を見る限りでは、まずGarageBandに音符機能がついたのがうれしい。iMovieやFinalCutExpressHDに対応したのもスゴイが、HDカメラを持ってる人ってどのくらいいるんだろう。スプレッドシートのないiWorkに魅力は感じないが、無料でバンドルされるんだったらいんじゃないの。

カートゥーン教室

夜は昨日に続いて大学へ。今日は「Cartoon」のクラス。カートゥーンというからデフォルメしたキャラなどを描かされるのかと思ったけど、授業で使うテキストがアメコミ画家の聖典「How To Draw Comics Marvel Way」であることを知り、このクラスを取って正解だったと安堵する。ただし画材をそれなりに備えないといけないし、課題もずいぶん出されるようなので授業についていくのは大変だろう。生徒の数は30名くらいでずいぶん多い。昨日のクラスと同様、老いも若きもいるという感じ。アメコミやディズニーの昔のアニメーターの絵について、きちんとアーティスティックな視点から語り合えるクラスっていいよなあ。これで自分の絵がもっと上手ければいいのだけど。何か描くたびにその下手さに嫌気がさす。