ONI LANDS RIGHTS TO COLBERT’S TEK JANSEN

スティーブン・コルベアの人気もここまできたか。

「Stephen Colbert’s Alpha Squad 7: Lady Nocturne: A Tek Jansen Adventure」というのは彼の番組「コルベア・レポー」(ちなみに「コルベア・レポート」という表記は誤り)でたまに言及される架空のSF小説で、コルベアそのままの主人公テック・ジャンセンが宇宙を駆け回り、悪党をなぎ倒しながら美女をものにしていくといったもの。そのあまりにも自己満足的な内容が、番組における彼のキャラクターとマッチしてて面白いのです。それをインディペンデント系出版社のオニ・プレスがコミックにするんだとか。

こういうキワモノ的なネタって、いざ具現化されてみるとあまり評価されない(キルゴア・トラウトの小説の出版とか)場合も多いんだけど、今回ははたしてどうなるんだろう。

DC’S NEW ANIMATED PUSH

こないだ取り上げた「DC: THE NEW FRONTIER」のアニメ化の話は本当だった。もちろんブルース・ティム監修。 しかも80年代コミックスの金字塔「THE NEW TEEN TITANS: THE JUDAS CONTRACT」までもがアニメムービー化されるらしい。しかもちゃんとジョージ・ペレスが関わることになるんだとか。

ああ幸せ。

FRANK MILLER TO ADAPT/DIRECT EISNER’S THE SPIRIT

アメコミの神様ウィル・アイズナーの代表作「ザ・スピリット」をフランク・ミラーが手がける…ってこんどダーウィン・クックがDCでやるんじゃなかったっけ、と思ってよく見たらどうも彼が監督となって映画化するらしい。最近映画づいてるなあミラー先生。「シンシティ」でも一応は共同監督としてクレジットされてたけど、彼の監督としての力量はどんなもんなんだろう。 アイズナーの作品って真面目なテーマを扱いながらもどことなくユーモアを感じさせるものが多かったので、あまり「シンシティ」みたく暗くはなってほしくないものです。

「DC: THE NEW FRONTIER」 DVDムービー化か?

ダーウィン・クックの素晴らしすぎるくらいの大傑作コミック「DC: THE NEW FRONTIER」がDVDムービー化されるという話があるらしいぞ。しかもあのブルース・ティムが関わってるらしい。いいねぇ。 作品を簡単に説明すると、「DC: THE NEW FRONTIER」というのは50年代くらいを舞台に、DCのシルバー・エイジのキャラクターたちが総出演して強大な悪の存在と戦う物語。様々なキャラクターの話が複雑に絡み合い、それぞれが運命に翻弄されつつも、人類の希望の光として団結していく姿が最大の魅力かな。こうして書くとなんか底の浅いストーリーだと思われるかもしれないが、むしろ(DCの)ヒーローたちの本質的な姿を見事にとらえた傑作だと言っていいだろう。

話が結構長い(ペーパーバックも上下巻になっている)し、登場人物も非常に多いのでDVDムービーになったらそれなりに簡略化されるかもしれないが、とりあえずこないだの「SUPERMAN: BRAINIAC ATTACKS」よりは何百倍かマシな作品になることを願うばかりです。

「CIVIL WAR」 #2 読了

こないだ始まったマーヴェル・コミックスの一大イベント「CIVIL WAR」の#2を読む。 全体的には#1での出来事の続きがそのまま描かれているというか、あまりストーリーに大きな動きは無いんだけど、いちばん最後に(ネタバレ注意!)こんな衝撃的なシーンが…。

このキャラクターのウン十年の歴史のなかでも最大級の出来事ということで、業界外のメディアでも大きくとりあげられてるらしい。でもこれって非常にリスキーな動きではないかと。個人的にはキャラクターの魅力を殺してしまわないかとけっこう不安。そもそも一匹狼の彼がアヴェンジャーズに加わったこと自体もあまり感心してないんだけどね。今後の展開はどうなってくんだろう。