「INFINITE CRISIS」途中経過

DCコミックスの大イベント「INFINITE CRISIS」#4を読む。#7まで出るわけだが、とりあえず今まで読んだ限りでは…何か…といった感じ。世間での評判はいいみたいだけど。

個人的に一番ひっかかるのが黒幕の正体。このストーリーの前編にあたる「CRISIS ON INFINITE EARTHS」の最後でアレックス君たちは正義の味方らしく別世界へと去っていったわけで、それが悪者となってしれっとした顔で戻ってくるのは何とも…。一応彼らの目的は「よりよい世界を作ること」なんだろうけど、それって「ZERO HOUR」の黒幕の魂胆とほとんど一緒じゃん。#4でもアンチ・モニターの死体が宇宙空間に普通に漂ってたことになってたり、2代目フラッシュが突然登場するなど、なんか「CRISIS ON INFINITE EARTHS」のよき思い出を荒らしてくれてるような、そんな感じが否めないのです。

とりあえずまだ話の途中だし、#7までにはもうちょっと満足できるような展開になっていることを願います。せめて「ZERO HOUR」よりかはマシなものになってくれよ…。

「Vフォー・ヴェンデッタ」投稿完了

こないだウィキペディアに投稿した「Vフォー・ヴェンデッタ」の記事がとりあえず完成。なんか長ったらしい感じになってしまったけど、誰が読むのかしらん。編集したい人は勝手にどうぞ。それにしても日本語版ウィキペディアのアメコミ関連の記事って、目もあてられないくらいヒドいのが多いですね。

んで「V」は日本公式サイトで日本語版トレーラーが公開されてんだけど...公式サイトのトレーラーに宣伝入れんじゃねえ!何が「高校生友情プライス」だよ!最初に観たときは死ぬほど仰天したぞ。

wikipediaに「Vフォー・ヴェンデッタ」を投稿

フリー百科事典ウィキペディアに「Vフォー・ヴェンデッタ」の記事を投稿した。8割くらいが英語版からの翻訳で、2割が俺の文。まだスタブ(書きかけ)で、これから全体のあらすじなんかを加筆してきます。

映画公開を控えた売名行為のような気がすごくするんだけど、まあそれなりにマシなものが出来たんじゃないすか。

BUKAROO BANZAI: THE COMICBOOK


前にもちょっと書いた、あの傑作カルト映画「バカルー・バンザイ」のコミック版がついに刊行されるらしい。

プレビューの絵を見る限りでは、バカルーの顔が映画版のピーター・ウェラーにとっても似てなさそうなのが気になるけど、何にせよバカルーの冒険が語り継がれていくことは嬉しいことなのです。

ヨーヨーダイン社とかも出てくんのかな。

WATCHMEN NOW @ WARNER BROS.

今年もそろそろ終わりだけど、今になってまた「ウォッチメン」映画化のニュースがやってきた。1年に1回くらいこの話って出てくるなあ。 んでもって今回のニュースの内容は、ユニバーサルからパラマウントに映った映画化権が、今度はワーナーに移った、というだけのもの。監督や脚本家はこれから決定されるとのことで、全体的には何もろくな進展はなし。ワーナーはDCコミックスの親会社なので、映画化の可能性が高まったという見方もできるのかもしれないけど。

テリー・ギリアムをはじめダレン・アロノフスキーやポール・グリーングラスといった監督が長年にわたって興味を示してきた「ウォッチメン」だけど、あれだけの長編を2〜3時間の映画にするなんて無理だと思うんだが。ギリアムが気に入ったというサム・ハムのスクリプトも、冒頭はまだしも最後なんてボロボロの結末になってたし。オジマンディアズが単なるマッド・サイエンティストになってんだもん。

でもダレン・アロノフスキーのバージョンはちょっと観てみたかった気がする。