高慢と偏見とゾンビ

ジェーン・オースティンってそのハイソでオサレで他愛のないユーモアのセンスがムカつくのと、大学の授業で無理矢理読まされた経験などから、かなり嫌いな作家の部類に入るのですが、なぜかアメリカでは彼女の作品とホラーの融合が人気になっていて、少なくとも以下の3つの作品が製作中らしい

’「PRIDE AND PREJUDICE AND ZOMBIES」小説。田舎町に出現したゾンビたちを絶滅させようとヒロインのエリザベスは頑張るのですが、そこに高慢そうなダーシー氏がやってきて…という内容らしい。
’「PRIDE AND PREDATOR」映画。18世紀のイギリスに宇宙船に乗った凶暴な宇宙人がやってきて、町の住人たちを襲撃するのでした…。
’「JANE BITES BACK」小説。怒れる吸血鬼となったジェーン・オースティンが、彼女の作品によって金儲けをした人たちを襲っていくのでした…という話。

「PRIDE AND PREDATOR」の名前のインパクトはすごいが、こんなのだったらいくらでも作れてしまいそうな。「CRIME AND PUNISHMENT AND ZOMBIES」とか「THE PRINCE AND THE PREDATOR」とか。

ディックの遺作

フィリップ.K.ディックの未完の遺作「The Owl in Daylight」が、彼の最後の妻によって完成されるそうな

何でいまさら?という気もしなくもないが、同名のディックの伝記映画が作られてるそうだからそれに合わせた形になるのかな。出版社が見つからなかったのでオンデマンドのサービスとして出すというのが、クオリティについてちょっと不安を感じさせますが。リンク先の記事では暴走するコンピューターとかが出てくる話らしいけど、「The Owl in Daylight」ってもっと「ティモシー・アーチャーの転生」のような一般小説よりの作品かと思ってたぞ。いずれにせよちょっと期待。

昨日知ったこと

なに、リリー・アレンってえのはキース・アレンの娘なのかい。最近はピーター・デイビソンの娘とかアンディ・パートリッジの娘とか、80〜90年代に活躍した人たちの娘がずいぶん登場するようになってきたな。

これで思い出したけど故ビル・ヒックスのネタに「ビリー・レイ・サイラスを狩り出して殺そう」というTV番組の案がありまして、内容はそのものズバリなんだけど、もしこれが現実に作られていたならばハンナ・モンタナなんてものはこの世に存在せずに済んだのではないかと思うことしきり。でも最近のディズニーのアイドルたちは化学合成で作られてるらしいので、親がいなくても誕生するらしいぞ:

相撲トーナメントを観に行く

寒風の吹きつけるなか国技館へ。本場所では披露されない初っ切りをいちど見てみたかったもので。コント(?)の内容自体はベタなものの、力士二人と行事の息が合っていて非常に楽しい。漫才みたいな掛合いもあるんだけど、館内に響き渡る大きな声を出せるところも立派。いいもの見せてもらいました。

トーナメントの内容はいかんせん花相撲に近いところもあり、力士たちも手を抜いてるような感じでいまいち盛り上がりに欠けるようなところがあったけど、まあいいや。そして俺はやはり北桜が好きだということを実感した次第。

相変わらず相撲協会はトラブル続きでいろいろ叩かれているけど、このような騒動は以前にもあったことだし、これが相撲の終焉につながるようなものではないでしょ。ただ単に不調な期間を経験することになるだけで。問題はその期間がどれだけ長く続くかだよな。悪いところはすべて改善して、早々なる人気回復を願いたいところです。

ビル・ゲイツ、蚊を放つ

マラリア撲滅のために活動をしているビル・ゲイツが、こないだ会合に出席した際に「貧乏人だけが蚊に苦しむのは不公平です!」とかなんとか言って観客の前で蚊の集団を撒いたそうな

マイクロソフト離れてから面白いことやるようになったじゃん。巷では「マイクロソフトの人ってやっぱりバグ(虫)が好きなんだね」なんてコメントが飛び交ってるようですが。とりあえずこれが狂犬病撲滅運動でなかったことに観客は感謝すべきなんだろうか。